「捕まるよ」と言っても続出する煽り運転…煽ってくる人たちから身を守るドライブ護身術

スマートホンでの撮影は要注意!

 スマートフォンなどの映像も証拠にはなるものの、車外に出てきた加害者に向かって「撮っているから!!」などと言葉でアピールしている映像などをテレビで見ることがあるが、この行為は相手をさらに興奮させる可能性が高いため、露骨な撮影アピールは避けたほうがいい。

 また、運転中にドライバー自身がスマホで撮影するというのは「ながら運転」となってしまい、それ自体が違法で危険な行為。スマホでの撮影は同乗者がいる場合のみ。相手のクルマの車種や特徴、ナンバーなどを控えておくことも有効だが、こちらも走行中は同乗者に頼るしかない。

 こういったことから、スマホがあっても一人の時は対処が難しくなるため、ドライブレコーダーを取り付けることを強くお薦めする。

煽られたら躊躇せずに通報を

捕まえますよと言っても治らない!! 煽っちゃう奴から身を守るための護身術
ワンタッチで通報できる「HELPNET」搭載車なら、通話の必要がないため、運転中の通報も迅速に、安全に行うことができる

 煽られるほうにも非があるといった記事も見かけるが、それはいじめと同様でたとえ相手に非があったとしても、いじめるほうが悪い。どんな事情があったにせよ、煽りという行為によって相手を糾弾しようというのは卑劣な行為であり、犯罪なのだ。

 そのため、煽られ、危険を感じたら躊躇することなく110番通報しよう。走行中に携帯電話を使うのは違法だが、この場合は刑法の「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為」という緊急避難に該当する可能性もある。とはいえ、運転中の通話は危険が伴うため、ハンズフリーを使用できる環境を整えておくにこしたことはないだろう。

 ワンタッチで通報できる「HELPNET」がクルマやカーナビに設置されているなら、そちらを使用しよう。

 とにかく、「気のせいかも」なんて思っていると、大変な事態に発展する可能性もある。自分が「煽られている」「これ以上運転していると危険」と感じた時点で通報を! その後の検証は、警察がしてくれる。

【画像ギャラリー】煽る奴は必ずいる!! だからこそ身を守る策を講じよう(8枚)画像ギャラリー

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