「捕まるよ」と言っても続出する煽り運転…煽ってくる人たちから身を守るドライブ護身術


「思い込み」をさせないためには?

 警察が加害者の証言をもとに確認したところ、証言通りの事実があったのは、約半分で、残りの半分は加害者の証言に当たる行為は確認できず、「思い込み」だったというデータもある。

 とにかく、こちらは嫌がらせをしようなんてまったく思っていなくても、些細なことで一気に頭に血がのぼってしまうような瞬間湯沸かし器型の人は、冷静に「わざとじゃないからしゃーないよな」などと思えるわけもなく、「喧嘩売ってんのかー!!」となってしまうのだ。

 そんな瞬間湯沸かし器型人間はどこに潜んでいるかわからない。だからこそ、そんな危険人物に思い込みをさせるような紛らわしい運転をしないことが煽り運転被害に遭わない秘訣と言える。ちなみに、警察でも煽られることを防ぐために下記のような運転を心がけるよう呼びかけている。

■通行帯を守り、キープレフトを心がける
■安全な速度で走行する
■車間距離を保つ
■不要な急ブレーキをかけない、相手にもかけさせない
■急な割り込みはしない
■不要なクラクションを鳴らさない
■前照灯は周囲の状況に応じて正しく使用する

煽られたらどうする?

捕まえますよと言っても治らない!! 煽っちゃう奴から身を守るための護身術
応戦してはダメ。感情のコントロールのきかない相手だけに、応戦してきたと感じた瞬間、怒りのメーターは振り切ってしまう。こうなったら、暴行事件などに発展しかねない

 どんなに注意して運転をしたところで、怒りモードに突入してしまったドライバーの感情の暴走を抑えることは無理。そこで、煽り運転の被害者になってしまった時の対処法を考えていこう。

 煽られて、クルマを停めざるを得なくなった時に絶対にやってはいけないのが窓を開けたり、外に出ること。相手の怒りの炎にガソリンを注ぐような行為だ。外に出たりすると相手は応戦されたと思い、さらに感情がたかぶってしまうのだ。そうなったら、何をされるかわからない。

 クルマを停めざるを得なくなったら、窓を閉めて、すぐにすべてのドアにロックをする。そして、どんなにクルマを蹴られたり、叩かれたりしても、絶対にクルマから降りてはダメ。とにかく、相手といっさい話(応戦)をしないで、車内で110番通報を。キレて正常心を失っている相手には何を言っても無駄なのだ。

 高速道路ではできるだけクルマを停めないことだ。停めさせられそうになった場合は、減速をして、サービスエリアまでなんとか逃げるのがベストだ。それでも幅寄せされたりした場合は、走行車線で停まらないように車両を路肩に向かわせるようにしよう。

 サービスエリアまで無事に避難できても「何とかやり過ごせたみたいなので再び出発」はダメ。相手がついてきていて、再び煽り行為を行うという執拗な煽り運転の事例もあるからだ。サービスエリアに避難できたらまずは車内にとどまり、110番通報して助けを求めよう。

 相手と目を合わせないことも重要だという。人間に限らず、動物は本能的に目を合わせることを「威嚇」のサインと感じるからだ。

 また、赤信号を無視する、他車の間をすり抜けるなどすると事故を起こす恐れがあるため、無理に逃げようとするのも避けよう。

とにかくドライブレコーダーをつける!!

捕まえますよと言っても治らない!! 煽っちゃう奴から身を守るための護身術
ステッカーを貼るのはちょっと見た目は悪いが、抑止効果は満点。煽り運転に遭うことが不安で仕方がないという人にはお薦めだ

 ドライブレコーダーにはかなりの抑止効果があるため、搭載することをお薦めする。できれば前後に、「あなたのこと撮ってます!」ということをアピールできるように装着するほうが抑止効果は高い。

 もちろん、ドライブレコーダーにより録画された映像データは、違反立証のための重要な証拠となることも多い。

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