『獣になれない私たち』がそれでも乗りたい 【超硬派グルマ】 11選+α

■レズヴァニ  TANK ミリタリーエディション

扱っているお店はないが日本導入熱烈希望の硬派車

 カリフォルニアの自動車メーカー、レズヴァニ社はなかなかユニークなクルマを製造する。ここで紹介するモデルは同社が昨年10月に発表したSUV、「タンク」をベースにしたのもので、ボディとウィンドウは民生規格最高レベル「B7」の防弾仕様とされているほか、なんと煙幕を張ることも可能だという。

 エンジンは標準で500hpの6.4L、V8を積むが、700hp以上を発生する6.2L V8のスーパーチャージャーエンジンも用意されているとか。価格は日本円換算で約3300万円~とのことだが、ぜひ日本でも販売してほしい。たぶん、ひとりくらいは買ってくれる。

このクルマにだけは轢かれたくないと思わせる重量感タップリの外観が魅力


【番外コラム】 国産にも確かに存在していた骨太硬派な名車たち

フツーのクルマとはチト違う。そんなクセモノ車をご紹介

 車線をハミ出ぬよう手助けしてくれるなど、ユーザーを甘やかしまくる最近の国産車だが、かつてはクルマと格闘するかのように乗らねばならない骨太硬派なクルマたちも、それなりに存在していた。

 あまりに過去に遡るとそんなクルマばかりになってしまうので、ここでは記憶に新しいところから数台を見繕ってみた。「あったあった」と膝を打ちながら読み進めていただければ幸いだ。

 ちなみに担当のオススメは、2代目アクティに設定された「クローラ」。ゴム製の履帯を外すと普通に6輪車として走れてしまう(真ん中の車輪は駆動しない)。メーカーにもカラー写真が残っていないというあたりも、なんとも硬派で素晴らしい。

●TRD コンフォートGT-Z スーパーチャージャー

 TRDがコンフォート教習車をベースに2003年に製作。2Lの3S-FEエンジンにスーパーチャージャーを装着し、車高も低められた。

●AUTECH ステージア260RS

 初代ステージアにR33GT-Rのパワートレーンを移植して1997年登場。ミッションは5速MTのみの設定でクラッチペダルもけっこうな踏み応え。硬派なワゴンだった。

●DAIHATSU ストーリアX4

 競技参戦を狙い713ccとされたエンジンは、120という出力を発生。初期に生産されたものはクラッチがメタル製のため、発進時など、扱いにやや神経を使わされた。

●ホンダ アクティクローラ

 企画担当イチオシの一台。1994年登場。背中がすべてを語っている

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