教習所では「ハンドルは、9時15分あたりの位置を外側から持って、両手で操作する」という内容の指導がされています。しかし、道路を走行しているクルマを見ると、教習所では教えることのない自己流のハンドル操作をしているドライバーを見かけることがあります。
運転に慣れてくるとついやってしまう「ハンドルの内掛け」や「片手運転」は、ダメな操作方法と言われますが、なぜダメなのでしょうか? この疑問について、教習所での指導経験がある筆者が解説します。
文/齋藤優太
写真/ベストカー編集部、Adobe Stock
コメント
コメントの使い方昔パワステが無い時代の重ステと言われる車を運転するときの名残りですね。
自分はパワステ世代なのですが友人が5万くらいで古い車を買ったのがそれでした。
たしかにメッチャ重くて狭い道を曲がったり切り返したりするのにとてもじゃないけど9時15分では無理でした。
まぁ、教習所で教えるのは基本動作ですからね。
とは言え内掛けはしないですね。
よくメディアなどで内掛けの方が力が入れやすく操作しやすいと言いう人がいますが実際に試すと外掛け以上に力が入る訳でも無いし全く無意味で合理的では無いです。
免許とって9年経つけど、ずっと両手でハンドル握ってる。
何度か試しに片手で運転してみたけど、無理だった。ハンドル握っている腕に余計に力が入ってしまって、かえって疲れた。
よく片手で運転出来るなぁっていつも思っている。