中古車の最高価格に驚き!! ロータリーエンジン最高傑作車は半端ない!!
FD3S型RX-7は時期によって大きく1型から6型まで分けることができる。幸運にもすべての世代のハンドルを握ることができ、その進化の度合いも身をもって体験することができた。
初期モデルは、タイヤの接地感が乏しくクルマがセンシティブで、ジャジャ馬のようなクルマだった。しかし1998年に登場した5型以降は、リアのスタビリティも高くなり、運転スキルが高くはない自分でもリアがスライドしてもカウンターを当ててコントロールできるほど乗りやすくなった。まさに人馬一体を味わえるモデルになったのだ。
RX-7の後に現在のところ、最後のロータリーエンジン搭載車としてRX-8が登場した。しかし、ロータリーエンジンファンにとって、やはりFD3S型RX-7がロータリーエンジン搭載車としては最高傑作なのではないだろうか。
それは、中古車相場をみれば一目瞭然だ。現在、FD3S型RX-7の中古車は約180台流通していて、価格帯は約278万~約2200万円と新車時価格を超える中古車が大量に流通しているからだ。
これから、もっと値上がりする可能性は少ないと思うが、値落ちすることはまずないと言える。これまで、10台近くクルマを乗り継いできたが、FD3S型のRX-7のファイナルモデルスピリットRを購入するチャンスがあった。結局別のクルマを購入してしまったが、20年近く経っても購入しなかったことを後悔し続けている。
もし、2000年に発売された限定175台のボディカラーが専用色のスノーホワイトパールマイカのRZの中古車が出てきたら、今度こそは手に入れたい。しかし一体いくらになるのかと考えるだけでドキドキして夜も眠れない。
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