マツダ3 eKシリーズ ヤリス… 優柔不断なあなたに薦める人気実用車「ベストパワーユニット」決定戦!!

■スバル インプレッサスポーツ

スバル インプレッサスポーツ。パワートレーンはセダンのG4が2種類に対しハッチバックのスポーツは3種類。ハイブリッドか? NAか?
スバル インプレッサスポーツ。パワートレーンはセダンのG4が2種類に対しハッチバックのスポーツは3種類。ハイブリッドか? NAか?

●パワーユニット一覧
・水平対向4、1.6L(価格:200万2000~246万4000円)…エンジン:115ps/15.1kgm
・水平対向4、2L(価格:224万4000~295万9000円)…エンジン:154ps/20.0kgm
・水平対向4、2ℓマイルドハイブリッド(価格:256万3000~281万6000円)…エンジン:145ps/19.2kgm、モーター:13.6ps/6.6kgm

 伝統の水平対向4気筒エンジンに磨きをかけるとともに洗練度の高いハンドリングを身につけている5ドアハッチがインプレッサスポーツだ。1.6Lと2Lエンジンがあり、後者にはモーターを加えたハイブリッドも設定する。

 他のファミリーカーと違いスバルの主役は、ピュアエンジンだ。今のところハイブリッド車は脇役となっている。マイルドハイブリッドだからモーターの存在感は薄く、実用燃費も今一歩だから、素性のいい純エンジン車に目を向ける人が多いのである。

 1.6Lエンジンでも活気ある走りを楽しめるが、燃費は2Lエンジンと大差ない。となると実用域で余裕があり、パンチある加速も楽しめる2Lエンジンに魅力を感じる。選択肢が多く、STIスポーツも用意されているなど、イチオシは2Lエンジンだ。(TEXT/片岡英明)

■結論!…水平対向4気筒、2Lがベスト! 実用域での余裕がありコスパにも優れる2Lが魅力的!

スバルインプレッサスポーツ パワーユニット別採点表
スバルインプレッサスポーツ パワーユニット別採点表

■スズキ スイフト

モデル末期ながら根強い人気を誇るスズキ スイフトにはマイルド、ストロングの2種類のハイブリッドが設定されている
モデル末期ながら根強い人気を誇るスズキ スイフトにはマイルド、ストロングの2種類のハイブリッドが設定されている

●パワーユニット一覧
・直4、1.2L(価格:153万5600~194万3700円)…エンジン:91ps/12.0kgm
・直4、1.2Lマイルドハイブリッド(価格:163万3500~203万7200円)…エンジン:91ps/12.0㎏m、モーター:3.1ps/5.1kgm
・直4、1.2Lハイブリッド(価格:208万7800円)…エンジン:91ps/12.0kgm、モーター:13.6ps/3.1kgm

 コンパクトカー作りに長けたスズキの作品だけに完成度は高い。スイフトスポーツ以外は1.2Lの直列4気筒エンジンを搭載する。だが、3機種のエンジンを用意し、モーター付きはマイルドハイブリッドに加え、ストロングハイブリッドを設定した。

 ストロングハイブリッドは意欲作だ。電動走行でき、ミッションも2ペダルMTの5速AGSを組み合わせた。高効率で力強く走り、燃費もいいが、変速にコツがいるなど、万人向きじゃない。

 FF車と4WD車を選べ、優れたドライバビリティを披露するのがマイルドハイブリッドだ。ハイブリッドRSなら7速CVTになり、さらに楽しい走りを引き出せる。自然吸気の1.2Lも素性のいいエンジンで、実用燃費はハイブリッドに肉薄。コスパではガソリン車がオススメ。(TEXT/片岡英明)

■結論!…直4、1.2Lマイルドハイブリッドがベスト! コスパで選ぶなら直4、1.2Lとなるが、トータル的にマイルドハイブリッドが魅力

スズキスイフト パワーユニット別採点表
スズキスイフト パワーユニット別採点表
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