■トヨタ シエンタ(最廉価グレード〈7人乗り〉:X 199万円)
ノーマルエンジンを搭載するシエンタXの価格は、3列シートの7人乗りでも199万円だ。200万円以下に抑えるため、Xは中級のGに比べると30万円相当の装備を省き、価格は35万円も安く設定した。渾身の低価格グレードだ。
しかも一般的には、装備を省いた低価格グレードは、コスト低減のためにオプション設定まで省いてしまう。ところがシエンタXではオプションが豊富だ。ディスプレイオーディオのセットオプション(15万5100円)、ブラインドスポットモニター(4万9500円)などを装着できる。
Xに用意されないのは右側スライドドアの電動機能(左側はXも標準装着)とエアコンのオート機能程度だ。予算を抑えたいならXを積極的に活用したい。
ただし今はGとXにメーカーオプションを加えると、生産開始が2023年4月以降になる。実質的に最上級のZ以外は選びにくい。
■トヨタ シエンタ
・最廉価グレード…「X」
・長所…200万円を切る低価格/オプション設定も充実//予算を抑えるならXは買い
・最廉価グレードを買っちゃダメな人…買うならオプションを全部揃えたい人/納期がかなり長引くのが嫌な人
コメント
コメントの使い方シエンタだと最廉価グレードでもOP選べるって初めて知りました。ありがとうございます。
どうしても家族の為のミニバンか軽は必要になると痛感したので、参考にいたします。