懐かしい!? いや新しい!? AKB劇場の前で見つけた「ミニ」カーの正体は!?

■山崎パンの配送車に感銘を受けた『山パン号』も

 もう1台『山パン号』のヒントは、今年2月の福井豪雪。大雪のために山崎パンの配送車が動けなくなり、積んでいたパンを困っている人たちに配っていた。この配送車は、人助けをしていた。それに感銘を受けた。山崎パンは、今年70周年になる。

『山パン号』のベースとなったのはホンダのファミリーバイク「カレン」をベースとしたサイデスカー。生産・販売は株式会社 乗りもの館。こちらはフロント1輪、リア2輪の3輪車

『ナショナル号』も『山パン号』も、法的にはいわゆるミニカー扱いとなる。税金・保険は、ほぼ原付同等。車庫証明、車検なし。シートベルトもヘルメットも不要。自動車扱いのため法定速度は60km/hで二段階右折の必要もない。

 1980年代前半、このような車両は自動二輪免許や原付免許で運転することができた。しかし1985年の道路交通法改正によって、自動二輪免許や原付免許で運転できなくなってしまった。ミツオカはそれを受けて生産を終了した。現在は、普通免許が必要。

『山パンカー』のリア

 クルマを見た高齢者は、懐かしがってくれる。若い人たちは、未来的に見えるという。船に積んでいる救命ボートだと思っている人もいた。

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