■ここ2年で登場した日産ニューモデルの評価
その他、ここ2年以内に登場した日産のニューモデルの内外装を総括してみよう。
・フェアレディZ:レトロモダンなフォルムはシンプルで美しい。ライバルのスープラが大味でくどいデザインなのに対して、断然リードしているように見える(あくまで日本人的な感覚だが)。
・エクストレイル:初代、2代目は、箱型のシンプルなデザインで日本人好みだったが、3代目はグローバルデザイン化しライバルに埋没。今年登場した4代目は、ジューク発祥の複眼デザインを取り入れているが、ゴチャゴチャしていて得意の高級感は感じられない。
ただ内装は非常に上質で、ライバルのRAV4をリードしている。販売は好調で、受注停止に追い込まれている。
・セレナ:動物的&怪獣的なノア/ヴォクシー、超シンプルでナチュラル路線のステップワゴンに対して、その中間である「オラオラシンプル」とも言うべきフロントフェイスで登場した。ミニバンのデザインとしては、万人受けしつつインパクトがあり、高級感もある。
客観的に見れば、3台の中で一番魅力的ではないだろうか。今度のセレナは、強力なトヨタ勢に対して、先代と同等かそれ以上に善戦しそうだ。
このように、過去2年間の日産のニューモデルの内外装を見ると、トヨタに明確に負けているクルマはなく、むしろリードしている。問題は受注停止の連発だ。いいクルマでも、買えないんじゃどうにもならない。
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コメント
コメントの使い方私もノートやサクラに関してはデザイン良いなと思っていましたが、対トヨタやダイハツだと、装備揃えると日産の方が高額なので、
ちょっと判断は難しいですね。アフターパーツで良くする方が安くは済むものの、純正である程度まとまってる方が好みな方もいるでしょうし。