■自在に使いこなすにはやや難しい存在になってしまった
悲願が実現したが巷は大騒ぎとなっていた。トラックドライバーはカーフェリーを使った方が安く、船内で仮眠もできる。通行料金が高すぎてマイカー利用者も予想をはるかに下回った。
そんな中で格安の高速バスが多くの観光客から利用され、増便もされた。その後は観光ニーズが下火となり、生活利用者は鉄道利用が中心になり、路線は廃止、会社は解散となった。
しかし四国は九州のような太平洋ベルト地帯、北海道のようなスーパー観光地と違って大きなインパクトはなかったが、京阪神からほど近いこの3本の懸け橋は、四国の文化と経済、そして観光を大きく盛り上げる橋となった。
【画像ギャラリー】本州と四国を結ぶ最初のこのルートは5社で運行!! 瀬戸内海ブルーで統一されたボディカラーが涼やかな瀬戸大橋特急線(9枚)画像ギャラリー