アツアツピザを食べながら給油!!? 昭和シェルが代々木で始めた新業態とは?

 セルフのガソリンスタンドかと思って給油に入ったが、スタンド店員のいるカウンターフロアがそのままピザ屋になっている!? そんな一風変わったガソリンスタンドが2018年12月14日、東京・代々木にオープンした。

※本稿は2019年1月のものです
文:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年2月10日号


■日本初のガソスタとピザ屋の併設型店舗だ!!

 実はこのガソリンスタンド、「セルフ代々木サービスステーション」と「ピザハット代々木店」が合体した店舗で、昭和シェル石油と日本ピザハットが異業種同士でコラボした店舗の第1号店なのだ。ガソリンスタンド内に併設されている店舗ではコンビニやコーヒーショップなどはよく見かけるものの、ピザ屋とは珍しい。

 焼きたてホヤホヤのピザを購入できる日本でも初めてのガソリンスタンドになるのだが(海外では存在するらしい)、事前にピザ屋にオーダーを入れておくことで、給油するついでに焼きたてのピザを受け取ることが可能な店舗なのがウリ。つまり、ガソリン補給とピザのテイクアウトのふたつのニーズを、ワンストップですませられるのが新しいポイントだという。

 そもそもこの店舗、昭和シェル石油と日本ピザハットが2018年8月に業務提携を結んだことから形になった第1弾。同一の敷地内にガソリンスタンドとピザ屋が入っているのだが、基本的には双方が独立して営業する形態。そこを同一店舗内で協力することにより、双方の売上増をねらっているんだそう。もちろんピザハットでは通常の宅配業務も行っている。

 要は自宅に持ってきてもらえる宅配ピザだと料金はどうしても割高になってしまうが、愛車の給油に来たユーザーが宅配よりも安くピザを購入できるのがメリットということになるのだろう。

給油機やサイネージを分け入った奥にピザハットの赤い看板があるという珍しい光景が見られる

 昭和シェル石油と日本ピザハットの両社では、今後5年間で同じ形態の協業型店舗を100店舗以上オープンさせることを目指していくのだという。ピザハット代々木店のデリバリーで活躍する宅配用バイク(ホンダ製ジャイロキャノピー)も、この店舗内で給油するというから、これもコラボ店ならではかも。

 そのうえで、今後の課題について日本ピザハットが現在提供している「ピザハットアプリ」、昭和シェル石油が運営している顧客管理マーケティングサービスの「シェルコネクト」をどう連携化させていくのかを挙げている。このふたつが連携することで、アプリでのピザの事前予約のほか、事前決済も可能になるとのこと。

 今後オープンさせていく店舗では都市圏だけでなく、郊外もターゲットに入れていてその場合、地域特性を考慮して代々木の店舗のようなテイクアウトではなく、イートインも考えているとのこと。

 さらには、予約したユーザーのクルマを自動認識してクルマから降りずにピザを受け取ることができるシステムの開発を目指すという。う~む、そこまでサービスを徹底させないといけないという意識には敬服させられるが、給油するのにクルマから降りないといけないのだからピザのドライブスルー化まではニーズがあるのかどうか……。

 昭和シェル石油は2008年にもコンビニチェーン大手のローソンと業務提携を結んでいるため、今回の日本ピザハットとの提携が2社目。互いの得意分野がうまく作用するか?

〈セルフ代々木ステーション&ピザハット代々木店〉
所在地:東京都渋谷区代々木1-11-2
営業時間:土日祝日含む11:00~23:55(注文受付時間は23:40まで)
インターネット注文も可。
クレジットカード利用可能(インターネット注文時のみ)
URL:https://pizzahut.jp/pc/shop_detail/8692(外部サイト)

 

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