■自身の感覚とお客様の感覚を合わせるためのオートサロン
ランクルとクラウンの他にも、オーストラリア仕様のハイラックスのカスタム車や、PHVなのにAdventureの顔つきをしているRAV4など、個性派カスタムのクルマが並ぶ。
こうしたカスタマイズは、GTG側からの「提案」になり、担当者の好みや個性が色濃く出たものになっている。この趣向が上手くいくときは良いのだが、過去には、担当者の考えと世の中の流れが合わずに、オートサロンでの反応がイマイチだったこともあるという。
こうしたズレは、日常的にお客様と接していても感じることがあるようだ。様々な考えを持つお客様へ、「良いカスタマイズの提案」を行うためにも、個人の好みは大切にしながらも、お客様や世の中の風潮には、常に敏感にアンテナを張っている。
オートサロンの来場者から寄せられる様々な感想が、次回出展の際の参考になり、また日常の応対の中にも生きてくると担当者は語る。GTGからの提案に対して、どのような生の声が寄せられるのか、それを聞きに来るのがオートサロンの醍醐味といった話もあった。
トヨタディーラーであるからこそ、行えるカスタマイズに制限はあるものの、できるだけ(ルールの範囲内ではあるが)お客様が満足するカタチを示していきたい。そして、様々な良いパーツメーカーとお客様を繋げる架け橋的な役割をするのも、ディーラーに求められる役割なのではないかと語ってくれた。
オーナーにとっては世界に一つだけの「愛車」である。だからこそ、こだわりと愛を持って個性的にカスタムしたいと思うのは当然のこと。このこだわりに十分応えてくれる、知識や経験、そして熱意を群馬トヨタグループのブースから、感じ取ることができた。
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