得する売り方は、5年落ちもしくは7年落ちで手放す
ハリアーは海外でも人気が高く、マレーシア、バングラデシュ、ロシア、ケニアなど、様々な国に輸出されているが、ハリアーが多く輸出されていく国には、「製造年5年落ちまで」が輸出できる限界となっている国と、「登録年7年落ちまで」が輸出できる限界となっている国があるため、5年目もしくは7年目で手放す、というのがハリアーの得する売り方のポイント。そのなかでも、規制年式が切り替わってしまう数か月前(9月頃)がもっとも売り時だ。これらの国の中には、輸出できる規制年式ギリギリのほうが、関税が下がる国もあり、そこを狙うのだ。
ちなみに2023年に5年目を迎えるのは2018年製造車で、7年目を迎えるのは2016年製造車となる。それぞれこのタイミングで手放すほうが、中古車買い取り店は喜び、査定金額としても有利となる。
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新車の生産調整に関しては、今後もすぐには解消されないという見方が強く、2023年中はおそらくいまと変わらない状況が続くだろう。先代ハリアーの中古車相場はいまも高値が続いており、値崩れもまだまだ先になりそうなので、いまのうちに程度のよい個体を入手しておけば、いいリセールが期待できるかもしれない。
【画像ギャラリー】日本人に最適化された最後のハリアー 2013年から2020年に販売されていた、3代目トヨタ「ハリアー」(17枚)画像ギャラリー
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