■日本導入? 一度は横浜で展示された!
搭載されるパワートレインは3リッターと1.9リッターという2種類の4気筒直噴ディーゼル。スペックは3リッターが190ps/450Nm、1.5リッターでも150ps/360Nmとトルクフルで、2トンのボディを過不足なく走らせる。
トランスミッションは6速オートマチックのみだが、センターコンソールにあるセレクタースイッチで、FR>4WD>4WDローモードを簡単に切り替えることが可能だ。
インテリアはそこはかとなくアメリカ車を思わせる作り。それもそのはず、ミューXはD-MAXを通じてシボレーと親戚関係にあるから、GMファミリーのテイストが活かされているのかもしれない。
本革シートはおおぶりで安心感のあるもの。センターコンソール上部には巨大なスクリーンが鎮座する。Android AutoやApple CarPlayが使えるあたりも、現代の乗用車の基準をしっかり押さえているといえよう。
デュアルフロントカメラを備えるADAS(高度運転支援装置)も秀逸で、アダプティブ・クルーズ・コントロールはもちろん、右折時の飛び出し抑止や急加速抑制も備えているから安心度は高い。
ここまでで、ミューXが実に魅力的なSUVであることがお分かりいただけたと思う。とはいえ所詮日本じゃ売られていないクルマ。多くの人は「どんなに欲しくたって買えないじゃん!」と嘆くに決まっている。
だとしたら、気になるのは昨年5月、横浜で開かれた「人とクルマのテクノロジー展2022」にいすゞがこのミューXのオーストラリア仕様を出展したこと。いすゞはあくまで参考出品と言い張るのだが、「ひょっとしたらひょっとする?」なんてことはないですよね、いすゞさん!
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コメント
コメントの使い方買う買う詐欺が多いからね。
いすゞ様我が国の当社のクロスカントリーSUVのイメージキャラクターはジムニーが全てではありません。ジムニーの5ドア生産なんかよりもエスクード生産のテコ入れと、ミューX国内生産とビッグホーン再販をお願い致します。