■日本の最新モデルに遜色ない安全装備
搭載するエンジンは1L自然吸気を柱とし、アイラにのみ1.2L自然吸気モデルが存在する。1Lエンジンは可変バルブタイミング機構を備える1KR-VE型で、67ps/89Nmを発生。1.2Lモデルは最新のWA-VE型で、88ps/113Nmを発揮する。どちらも経済性を大きく向上させており、1Lモデルは先代から比べて16.5%も燃費を向上させたそうだ。
トランスミッションはアイラが5速MTとCVTがチョイス可能なのに対し、アジアはCVT1本やり。新興国でもオートマチックドライブの波は確実に進んでいるようだ。
冒頭で「日本でも発売してほしい」と書いたが、その理由のひとつが、日本車と同等の安全装備をそろえていること。これはアジアのみの設定なのだが、「ペダル誤操作防止」や「車線逸脱警報」「ブラインドスポットモニター」など、日本の最新モデルに近い「スマートアシスト(現地名アドバンスト・セーフティ・アシスト)」を搭載しているのだ。これなら日本で乗っても不安はないはず。ぜひアイラのほうにも装備してほしい。
ヤリスよりさらに一回り小さいAセグメントコンパクト「アイラ/アジア」。高齢者などの間ではクルマのダウンサイジング的乗り換えも進んでいるという。ダイハツさん、日本導入は検討できないでしょうか!
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