ますます上がる物価に比べて、ぜんぜん上がらない給料。そんな世の中においては、少しでも出費を減らして家計に還元したいもの。そこでドライバーが意識すべきはやっぱり「無事故無違反」だろう。
今回は、ゴールド免許がいかにお得か、無事故だといかに保険料が安く済むか、SDカードというサービスがいかにお得かを、改めて考えてみたい。無事故無違反でいるモチベーションを高めてほしい!
文/鈴木喜生、写真/写真AC、自動車安全運転センターウェブサイト
お金も時間も節約できるゴールド免許
免許を取ってから3年以上経過したドライバーが、5年間に渡って無事故無違反を続ければ、「ゴールド免許」が取得できるのはご存じのとおり。それはただの名誉ではなく、あらゆる面で優遇されている。まずはそのおさらいから。
自動車運転免許には3種類あり、それぞれ「グリーン」「ブルー」「ゴールド」に分かれている。
免許を取得した際、または更新した際に、どの色の免許になるかは下表のとおり。軽微であっても違反を起こした場合には、「ゴールド免許」は取得できず、「ブルー免許」となる。
「ゴールド免許」であれば、免許の更新時に以下のメリットがある。
●免許の有効期間が長い
●更新時の講習時間が短い
●更新時の手数料が安い
「ゴールド免許」であれば、更新時の講習の所要時間も短く、さらには講習を受ける場所として最寄りの指定警察署を選択できる。つまり、遠方にある運転免許試験場や免許更新センターなどに出向く必要がなくなる。
また、ゴールド免許であれば更新時の費用も安くなる。どのカラーの免許の場合も、「更新手数料」は2500円と一律なのだが、「講習料」の料金が変わる結果、その費用は図表2のようになる。
さらに、免許の有効期間は5年間と長くなる。ただし、この5年間という有効期間は「ブルー免許」における「一般運転者」も同様。
一般運転者とは、継続している免許を受けている期間が5年以上で、軽微な違反を犯したドライバーを意味する。軽微な違反には、シートベルトの非装着、無灯火、速度超過(一般道では25km以上30km未満)などが含まれる。
ちなみに、「優良運転者」(ゴールド)、または「一般運転者」(ブルー)であっても、高齢なドライバーの場合には別のルールが設けられていて、更新期間満了日における年齢が71歳の場合には、有効期間が4年間、72歳だと3年間になる。
免許更新のために遠方まで出向くことが避けられ、講習時間が短く、手数料も安いとなれば、ゴールド免許であることの恩恵は少なくないだろう。
コメント
コメントの使い方あまりにも取材力が低い記事だと思う。
SDカードに関しては、都心はどうか知らんが、交通安全協会のパンフで使える店はリアルタイムの情報ではない為、残念だったことは多々ある。
自分が悪いのかわからないが、SDカード関しては特をしたことが未だにない。