2023年5月5日(こどもの日)に、毎年恒例の富士スピードウェイ「ADVAN オールフェアレディZミーティング」にベストカーClubメンバーも参加してきた。さっそくその模様をレポートしていこう!
文、写真/ベストカーClub おかしら
■天候にも恵まれ、絶好のイベント日和!
2023年も快晴に恵まれ、最高のミーティング日和でした。早朝から入場門前の西ゲートには、全国各地からのZ Carが集まってきました。午前9 時からの開会式前には始まり、記念の集合写真撮影や特別ゲストからのトークショーも開催。
IMPULの星野一義総監督と現在NISIMOのGT500ドライバーである松田次生選手とのトークショーでは、スーパーフォーミュラ時代の師弟関係からの興味深いお話などをいろいろ伺うことができました。
また、映画『汚れた英雄』(大藪晴彦氏作)の主人公のモデルともなった元日産ワークスドライバーの北野元さんからは、「当時のS30Zは箱スカRより乗りづらく(=アンダーが強く)、コーナーでは早めにリアを流すのが乗るうえでのポイント」だったというレジェンドならではのお話もございました。
2023年は新たにIMPULよりGT500参戦中のRZ34(2022年のチャンピオン車両)を展示していただきました。田村宏志さん、松田さん、星野さんのトークショーもとても面白かったですよ♪ 特に星野さんはステアリングをマイクに変えての錬金術、今から2時間話しますよと。
メインMCのおぎ姉さんが、Z女子の参加も大歓迎とのこと、日焼け対策をしてご参加くださいとのことでした。う~ん、Z女子カッコいいですよね。
■体験走行チケットは毎回人気に!
また、日産自動車大学校ゼロワンのレーシングメカニックによるRZ34GT4(スーパー耐久参戦中、全世界4台限定製作の1台)のタイヤ交換実演では、緊張感のあるS耐のピットを再現し、大いに盛り上がりました。
なお、日産のデザイナーの皆さんも言っていましたが、「フェアレディZはS30Zから最新モデルのRZ34までどれを見ても『これはZだ!』という共通のアイコンを持つ世界的にも稀有なクルマです。同じZに乗っているというだけで、たまたますれ違った街中でエールを交わしたり、集まって親しく話し込んだり、地域も国境をも越えて友情を育めたりする素晴らしい名車だと思います」とのこと、Z Carって偉大ですね。
また、毎年好評の富士スピードウェイレーシングコースでの体験走行も。このサーキット体験走行、開会式後ジャンケン大会で体験走行参加者を募るもので1台2500円の体験走行チケットは大人気になっています。
走行台数120台と制限があるのですが、今回じゃんけん大会で勝ち抜き、体験走行に参加した人たちに富士を初めて走る人と確認したところ、約半数近くの人が初めての走行とのこと。そこで、ドライバーズミーティングを行って安全安心に無事、全車体験走行を終えました。参加された人たちはとても喜んでいました。
「2024年も実施予定ですので自分の愛車で体験走行してみたい人は楽しみにしていてくださいね」とのことでした。もちろん、必ず体験走行できるチャリティチケットも事前に販売します。
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