5月9日、北米レクサスが大型SUV「TX」のティザー画像を公開した。ベストカーWebで過去にお伝えした通り、同車はトヨタの北米専用車、グランド ハイランダーをベースとした上位モデルという位置づけ。その詳細を見ていこう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/レクサス、トヨタ
■兄弟車グランド ハイランダーからディテールが予想できる
北米レクサスが公開したのは、真横から移した車体後方のカット1点だけ。とはいえこれだけでもいろいろ分かる。ベースとなるグランド ハイランダーがすでに発表済みだからだ。
北米トヨタはもともと3列シートSUVとしてハイランダーを発売していた。グランド ハイランダーはそのボディを拡大し、3列目にも大人2名がゆったり乗車できるようにしたモデルだ。使用するプラットフォームは大型FF車向けの「GA-K」。ハイランダーはもちろん、カムリやクラウン、RAV4、レクサスRXなどが採用する車台だ。
そのボディサイズはハイランダーの拡大版だけあってさすがにでかい。全長は約5.05m、全幅が約1.99m、全高が1.78mといった具体。3列目シートを倒すことなく、ラゲッジにはスーツケースが7個収まるというから、車内の広さもあきれるレベルだ。
搭載するエンジンは純ガソリンのターボ仕様に2.5Lハイブリッド、さらにクラウンクロスオーバーRSが積む2.4Lハイブリッドという3本立て。駆動方式はFFと4WDをラインナップするが、リアタイヤの駆動は電動モーターのeアクスルが担う。
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