あちこちで見かけるようになった新型プリウスだが、このクルマからトヨタの新しいサブスク「KINTO Unlimited」が始まったことをご記憶だろうか。従来の定額払いに加えて、使用中のアップグレードとコネクティッド機能を結び付けたこのサービス、6月22日からいよいよアップグレード作業の受付が始まった。詳細を紹介しよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ
■安全運転支援装置だって後付けできる!
そもそも「KINTO Unlimited」ってなんだろうか。こいつはKINTOの基本でもあるサブスクリプション(諸費用コミコミの定額払い)に、納車後のクルマの進化とコネクティッド機能を結び付けた新サービス。
利用者は、車検や保険料といった突発的な出費に悩むことなくクルマを使うことができるうえ、望めばオプション装備を後付けすることができる(有償)。さらに車両がクラウドと繋がるので、スマホを通じてオイル交換時期を提案したり、運転状況から省エネ運転までアドバイスしてくれるのだ。
「KINTO Unlimited」は今のところ新型プリウスにのみ設定があり、1.8Lの「U」という専用グレードが用意されている。このクルマは、ハードウェアの設計が後々のアップグレードを見越した「アップグレードレディ」という仕様になっている点が特長で、ディーラーでの多大な工程を経ずに、運転支援装置などが取り付けできるのだ。
そして6月22日、いよいよプリウスのアップグレードの受付が始まった。公開されたアップグレードメニューを見てみると、運転支援を中心に、「これディーラーで付いちゃうの?」と思えるメニューが並んでいる。
一例を紹介すると、駐車時のハンドルやペダル操作を支援してくれるチームメイト アドバンストパーク(リモート機能付き)が月額2640円(一括9万6800円)、ブラインドスポットモニターに各種アシスト機能を付けたセットが月額2750円(一括9万9000円)、ステアリングヒーターが月額1100円(一括3万8500円)といった具合。
プリウスの「KINTO Unlimited」については、納車が比較的早い点も魅力だった。「それはよかったけど、納車されてみたら装備がシンプルすぎた」と感じている人にとっては、まさに渡りに船の施策といえよう。
KINTOにはこの他にもKINTO Factoryというサービスもあって、KINTOに契約していない人でも、後付けで装備をアップグレードできる。プリウスオーナーに限らず、トヨタ車に乗っている人は、一度ホームページをのぞいてみるといいだろう。
【画像ギャラリー】クルマの価値が長持ち! KINTO Unlimitedならこんなことができる!(14枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方ただのサブスク地獄でしょ?
ステアリングヒーターとか機能は元々ついてる。
製造原価にも含まれてるでしょ。
客は車両購入時に払ってる。
それなのにサブスクで月々払わないと使えない。
これって全然いい流れじゃないよ。
むしろ最悪だ。
正直車雑誌のライターなら否定して欲しい。
どんどんエスカレートする一方ですよ。
ハードウェアの取付込みですよ。某外車メーカーとは違います。