■グループA車両で闘い続けたランエボ軍団に乗る!!
・ランサーエボリューションIV
・中古車相場:200万~350万円
・諸元:全長4330×全幅1690×全高1415mm、1350kg、2L直4ターボ(280ps/36.0kgm)
・ランサーエボリューションV
・中古車相場:350万~640万円
・諸元:全長4350×全幅1770×全高1415mm、1360kg、2L直4ターボ(280ps/38.0kgm)
・ランサーエボリューションVI
・中古車相場:250万~700万円
・諸元:全長4350×全幅1770×全高1415mm、1360kg、2L直4ターボ(280ps/38.0kgm)
1997年シーズンからライバルたちはWRカーへと移行していったが、三菱はグループAのランエボIVで参戦を続行。そしてトミ・マキネンが見事4勝を挙げてドライバーズチャンピオンの座を守った。
翌1998年もランエボVのグループAマシンで戦い、1999年は同VIのグループAマシンでマキネンが4連覇を果たすという偉業を達成した。改造範囲の広いWRカー相手に勝利したランエボIV~VIに対してはリスペクトの念しか沸いてこない!
■インプレッサWRX STIに乗る!!
・インプレッサ 22B-STiバージョン
WRCで3連覇を達成した「インプレッサWRC 97」のイメージを再現したロードモデル。2212ccにボアアップされたEJ22改エンジンは最高出力こそあえて280psにとどめたが、7900rpmまでストレスなく吹けあがる特性を実現。
足回りはWRカー同様に専用チューンのビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリングを採用した。限定400台のため中古車はほぼ出てこないが、たまに出てくる時は1000万から1500万円ほどの値が付いている。
・中古車相場:1000万~1500万円
・諸元:全長4365×全幅1770×全高1390mm、1270kg、2.2L水平対向4ターボ(280ps/37.0kgm)
・インプレッサ WRX STI(2代目)
2001年からスバルは2代目WRX STIをベースとするWRカーで参戦。
初年度はメカニカルトラブルに悩んだもののリチャード・バーンズがドライバーズタイトルを獲得し、2003年シーズンには市販車のフェイスリフト(写真上)に基づくインプレッサWRC2003を投入した。その息吹を今、330万円前後の市販中古車で感じたい!
・中古車相場:120万~690万円
・諸元:全長4415×全幅1740×全高1425mm、1460kg、2L水平対向4ターボ(280ps/43.0kgm)
・インプレッサ WRX STI(3代目)
来日するたびに「次のインプレッサは前後オーバーハングをゼロにしてくれ!」と言っていたペター・ソルベルク選手。
その声に応え(?)、2008年シーズンの「インプレッサWRC2008」は5ドアハッチバックとなったGRB型WRX(写真上)がベースに。結果としてワークス最終年となった、ある意味メモリアルなベース車だ。
・中古車相場:70万~360万円
・諸元:全長4415×全幅1795×全高1470mm、1480kg、2L水平対向4ターボ(308ps/43.0kgm)
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