中古車を買う場合、個人から買う場合もあれば中古車専門店やメーカーの正規ディーラーなどで買う場合もあるが、どんなシチュエーションで中古車を購入する場合でも、一にも二にも良い販売店を選ぶことが大事! ということで、今回は販売店で買う場合を想定し、どんなところをチェックすべきか自らの経験も踏まえてお話ししよう。
文/今坂純也(DIRT SKIP)、写真/写真AC、日本中古自動車販売協会連合会、日本自動車鑑定協会
ポイント1.サイト上に掲載しているクルマの部分写真が多い!
中古車専門サイトでクルマを検索すると、お店によって掲載写真の点数に差があることに気づく。
写真点数が多いということは、「このクルマの現状をすべて見てほしい」ことの表れでもあり、なかには「ここまで撮影する?」といったクルマもあったりする。
中古車なので、新車のようにキレイなはずはなく、小さなヘコミやキズ、サビなどがある場合が多い。ヘコミやキズ、サビなどは販売店からすれば都合の悪い部分だが、ここも見せるということは隠して売るつもりがないことの表れだろう。
ポイント2.口コミをよーく確認!
中古車専門サイトには「口コミ評価」が載っていることが多い。点数も大事だが、ポイントは口コミの内容。
たまに「特にナシ」などの口コミを見かけるが、「コメントを書かされているの?」と思ってしまうし、短文ばかりの口コミを見ると「本当に購入者が書いているの?」と感じることも。
また、口コミにお店側の返信が書いてあるサイトもあり、トラブルがあった場合でもお店側の対応を垣間見ることができるため、ユーザーが聞きたいことに対して的を射た回答しているかなどをしっかりチェックしよう。
ポイント3.販売店の外・内観がキレイな状態か?
ここでいう「キレイ」は、建物が新しいといった意味ではない。
展示車両がキレイに並べられているか? お店はきちんと掃除され、整理整頓されているか? 展示車両の外も中もすぐにユーザーに見せられるようにキレイにされているか? といったことはかなり重要だ。
販売店には展示車両を買う予定のユーザーが訪れるわけで、展示車両がどう見られるかといったことにも気を配れない販売店や営業マンは、表向き感じが良い対応をしてもユーザーが不安に思うことにも気を配れないかもしれない。
販売店とは修理や車検など、その後も長く付き合うことになるため、ここは絶対にチェックしておきたいポイントだ。
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