燃費もいいし、なによりトルクもりもりでパワフル!! しかも軽油だから、ランニングも抑えられるとあって人気のディーゼル車。だが、走行距離がかさめばエンジン内にススが溜まってしまい、本来のパワーを発揮できなくなる可能性も。そして中古ディーゼルを買う際にも注意が必要なのだ。でも、そのススを取り除いてくれるサービスがあった!! これマジで必読!!
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
■ディーゼルの悩みはスス!! どうしたって溜まっちゃうのよ……
経済性の高さはもちろんのこと、パワフルでトルクフルな走りが魅力のディーゼルエンジン。
古いものは振動や音、そしてススが発生することによる黒煙の発生がネックとなっていたが、近年リリースされているクリーンディーゼルと呼ばれるものは黒煙もほぼ排出しない。
そのうえ振動や音もかなり抑えられており、快適なドライブを楽しむことができるようになっている。
とはいえディーゼルエンジンである以上、ススの発生は避けられないものである。
そのため、ディーゼル微粒子捕獲フィルター(DPF)で捕集し、ある程度溜まるとDPF再生と呼ばれる機能でススを焼き切るという仕組みとなっているのだ。
■チョイ乗り車はキツい!! スス溜まりで本来のパフォーマンス出ず
このようにススが発生するということはDPFだけでなく、エンジン内部にも徐々にススが蓄積することは残念ながら避けることができない。
ある程度年数や走行距離を重ねたクリーンディーゼル車は不調をきたすことも起きている。
なおススの蓄積はチョイ乗りの多い車両や渋滞路の走行が多い車両に多く、一度に長い距離を走る車両や高速走行が中心の車両の方が少ない傾向はあるものの、いずれにしてもススは付着してしまう。
そしてススの付着がひどくなってくるとエンジンの不調を招いたり、警告灯が点灯してしまったりすることに。
そうなると当然ながらススの除去作業が必要となってくるのだ。
しかしエンジン内部に蓄積したススの除去は一筋縄では行かない。
手の届かない部分の除去は物理的に不可能となってしまうのだが、そんなディーゼル車オーナーに強い味方が存在している。それが「ドライアイス洗浄」なる手法である。
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