C-HRがいまだに売れているワケ 【爆売れSUVに秘訣あり】 

■C-HRがライバルよりも大幅値引きできる理由

 忘れてはいけない値引きについてだが、初期値引きを比べるとC-HRが25万円に対してヴェゼルなど各モデルはいずれも20万円以下のケースが多い。

 値引きまで考慮するとただでさえ割安感のあるC-HRはさらに買い得といえる。

 またヴェゼルはハイブリッド車の方がNAガソリン車より40~50万円高いのに、販売店のマージン幅が小さいので5万円程度値引きは渋い。

 これに対してC-HRはガソリンもハイブリッドも同じマージン体系だから、ハイブリッドも同様に値引き幅は大きい。

中国市場に2020年に投入されるC-HRのEV。もしやすると日本市場への投入もあるのだろうか?

 詳しい方ならご存知かと思うが、一般的には大幅値引きをすると手放す時のリセールバリューが安くなるという傾向が強まる。

 ところがC-HRの再販価格は同クラスで最も高く、特にハイブリッド車は設定価格同様に高値で手放せる強みがある。

 2019年末には3年ぶりにマイナーチェンジを実施するとの情報も入ってきた。内外装のデザイン変更や安心パッケージの「トヨタセーフティセンス」をさらに進化させて、検知機能の強化、自動ブレーキの速度引き上げなどを実施する。

 またカスタマイズモデルの「GRスポーツ」を追加設定して商品ラインアップを強化するので、以降売れ行きはさらに加速する方向にあり目が離せない。

【首都圏トヨタ営業マンは語る】

 販売する側にとってもC-HRは同クラストップの人気の高さだから売りやすい。スタイリッシュなエクステリアデザイン、クオリティや走りのポテンシャルの高さ、リセールバリューの高さなどが売りとなっている。

 今は消費税引き上げを前にした駆け込み需要を見込んだ買い得キャンペーンを実施しているので特に売れ行きが高まっている。ただ同じトヨタ系列店同氏の競争も激しいので安閑としていられない状況にある。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!