bZ4Xの弟分という位置付けとなるトヨタ bZスモールクロスオーバー。2021年の「バッテリーEV戦略に関する説明会」で披露された中の一台だ。市販時には「bZ1X」という名称になるともいわれるコンパクトBEVは2025年登場が濃厚だ!!
※本稿は2024年1月のものです
文/ベストカー編集部、写真/トヨタ
初出:『ベストカー』2024年2月10日号
■日本のBEV普及の起爆剤になるか!?
bZ4Xの弟分として登場するのがbZスモールクロスオーバー。トヨタが2021年末に開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」で披露したクルマで、市販時にはbZ1Xの車名となる可能性もある。
トヨタのBEV専用プラットフォームe-TNGAの最小モデルで、小型車作りの得意なスズキとの共同開発BEVとなる。ボディサイズは全長3700mm、全幅1700mm前後で、前輪駆動の5ドアHBだ。
トヨタはこのクルマが国内のBEV普及の起爆剤となることを期待しており、補助金を差し引いて200万円台前半の販売価格が目標。最新の駆動用バッテリーを搭載し、フル充電の航続距離はこのクラス最長の300km以上を狙っているという。スタイリッシュなデザインと併せ、量販が期待できる一台となる。
トヨタ bZスモールクロスオーバー予想スペック
・全長:3700mm
・全幅:1700mm
・全高:1530mm
・ホイールベース:2450mm
・パワーユニット:BEV
・モーター出力:120ps/30.0kgm
・駆動方式:FWD
・トランスミッション:―
・予想価格:320万円
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