自動車販売会社の業界団体の発表によると、2023年の日本国内における電気自動車の販売台数が前年比5割増しと、過去最大を記録したという。電気自動車の販売に消極的と言われていた国内メーカーだが、ようやく本腰を入れてきた!?
※本稿は2024年1月のものです
文/ベストカー編集部、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年2月26日号
■国内新車販売のEV台数が前年比の5割増しに!
自動車販売会社の業界団体が2023年に国内で発売した電気自動車の台数が、軽自動車含め8万8535台となりました。この値は前年比の5割増という結果で、EVが広まりつつあるようですね。
【片岡氏のコメント】
日本はEVの販売に後ろ向きと言われていたが、やっとエンジンがかかってきたようだ(笑)。EVは日本が世界で初めて量産化したが、その2009年からの統計で過去最高をマークしたのである。
乗用車全体に占める割合は、前年の1.71%から2.22%へと大きく伸びた。中国の販売台数の1割でしかないが、これからの伸びに期待だ。
日本勢はサクラやeKクロスEVなどの軽EVが勢いを増しているが、バリエーションを大幅に増やした輸入車の躍進も見逃すことはできない。
メルセデスベンツは、EVが前年比2倍の約4300台となった。BYDとヒョンデも知名度を一気に高めている。2024年は10万台を超えそうだ。この先の伸びに期待だね。
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