■狙い目はハイブリッド仕様
中古車の価格帯は約90万~約287万円で、登場から5年が経過しているにも関わらず、車両本体価格100万円以下の中古車がわずか数台しかない。
これはシエンタが「値落ちしにくい人気車種」ということを最もよく表しているといえる。
流通台数のグレード別分布を見てみると、最も多いのがガソリン車の1.5Gで約33.7%、次いで多いのがハイブリッド1.5Gで約30.7%、そしてハイブリッドXとなっている。最も多いガソリン車の1.5Gの価格帯は約109万~約220万円、ハイブリッド1.5Gが約108万~約273万円だ。中古車の中心となる2015年~2018年8月までの前期型の平均価格を比べてみると、ガソリン車の1.5Gが167万円、ハイブリッド1.5Gが183万円と16万円差だ。新車時の価格差は約35万円だったので、シエンタの中古車はハイブリッド車を狙ったほうが割安感は高いということになる。
ライバルのホンダフリードにはハイブリッド車にも4WDが設定されているが、シエンタには2WDしかないというのが唯一のウィークポイントと言えるぐらい。雪国で「スタックが心配」というユーザーは、パーツ販売店でスタッドレスタイヤを購入して装着すれば問題なしだ。
コメント
コメントの使い方