「燃費が悪く、燃料タンクも大きい車」とどちらが長く走れる?
こういった車種の航続距離を、実用燃費を仮定して計算してみると……
・トヨタ ランドクルーザー(JC08モード燃費:6.7~6.9km/L、燃料タンク93L)
実用燃費6km/L×73L消費時点(残り20L)で燃料残量警告灯が点灯するとして=438km
・レクサスLC(JC08モード燃費:7.8km/L、燃料タンク82L)
実用燃費6.5km/L×65L消費時点(残り17L)で燃料残量警告灯が点灯として=423km
・フーガ 3.7L、V6搭載車(JC08モード燃費:8.9~9.4km/L、燃料タンク80L)
実用燃費7.5km/L×65L消費時点(残り15L)で燃料残量警告灯が点灯として=488km
という結果となる。
レクサス LCやフーガのような車種で高速道路を流した場合は10km/Lを超える燃費も充分期待できるのでザックリした仮定ではあるが、航続距離の不安は、「燃費は悪いけれど、燃料タンクが大きい車種」の方がやはり大きいように感じる。
◆編集部まとめ
このように「燃料タンクの小さい車」も思いのほか航続距離は長く、実用上大きな問題はない。
ただ、高速道路上でガソリンスタンドの空白区間が長くなっている点(※最大で170km以上空白の区間も存在)や給油頻度も考えると、ユーザーは愛車の燃料タンク容量をきっちり把握しておく必要がある。
特に、軽自動車でも長距離で使う場合は、速度域が上がる高速道路では燃費が下落しやすいことと合わせて注意が必要だ。
夏休みの長距離ドライブ前に、ぜひ今一度確認してみてほしい。
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