ミライドンまじで作っちゃったの? しかも試乗会まで実施! トヨタのガチな遊び心がスゴすぎる!

ミライドンまじで作っちゃったの? しかも試乗会まで実施! トヨタのガチな遊び心がスゴすぎる!

 トヨタが画期的な「新型車」を公開した。それがミライドン。ポケモンファンならご存じの「バイオレット」に登場する伝説のポケモンだが、なんとトヨタが「実車化」しちゃったのだ。しかも試乗会までやるというのだから力の入れ方がハンパない!

文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、Pokémon、Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

■「いいオトナ」がガチで遊ぶとこうなる!

トヨタ技術会が作ったミライドン(ドライブモード)
トヨタ技術会が作ったミライドン(ドライブモード)

 2022年に発売された「ポケットモンスターバイオレット」。ここにミライドンという伝説のポケモンが登場することは、ファンならご存じのはず。

 ゲームのタイトルどおりバイオレット色をした機械竜チックなポケモンなのだが、通常時の4足モードに加えて、バトルフォルムのときに車輪を抱いたオートバイのようになるところがミソ。

 このミライドンの未来性と楽しさに気付いたのが、トヨタ自動車内にある有志団体「トヨタ技術会」。

 1947年に創設された歴史ある団体なのだが、2023年度のテーマ「ミライモビリティ」の象徴となるものを探していたところ、豊田市の小学生が描いたミライドンの絵が目に留まったことがすべての発端だった。

豊田市の小学生が描いたミライドンの絵
豊田市の小学生が描いたミライドンの絵

 ミライドンの特徴は「友達のように意思疎通ができて、しかもその背中に乗って楽しく移動ができること」。これはまんま、ミライモビリティの理想そのものだと話が一気に盛り上がり、プロジェクトチームが発足してしまったのだ。

 それからわずか半年。モノづくりのプロたちがガチの技術力でほぼ実物大のミライドンを完成させてしまった。そこにはトヨタ技術会や株式会社ポケモンはもちろんのこと、大日本塗料やロックペイント、山一ハガネなどが協力したという。出来上がったモビリティは「TOYOTA Engineering Society MIRAIDON」と呼ぶそうだ。

 さて、完成したミライドンだが、実物大という呼び名に恥じず、3.5mという高さはもちろん、240kgという重さもほぼゲーム設定と同じとのこと。もちろんタイヤを抱いたドライブモードと、4足歩行モードに変形可能だ。

トヨタ技術会が作ったミライドン(四足モード)
トヨタ技術会が作ったミライドン(四足モード)

 そして驚くなかれ。実はそのミライドンが、2024年3月15日から17日までの3日間、東京ミッドタウン日比谷に展示されるのだ。さらに試乗体験イベントまで催すというからポケモンファンやポケモン大好きのお子さんがいるお父さんは出かけるしかない。

 場所は東京ミッドタウン日比谷の1Fにあるアトリウム、開場時間は午前11時から午後9時までとのこと。

「大人の本気がこどもの夢になる」「夢は夢で終わらない、想像が未来を作る」ということを伝えたいと始まったこのプロジェクト。いやートヨタ技術会の本気の遊び心には完全にマイリマシタ!

【画像ギャラリー】子どもと一緒にトヨタ製ミライドンをじっくり見て!(8枚)画像ギャラリー

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