■公的なマークとして採用してもいいのでは?
「赤ちゃんが乗っています」サインを、「だから何?」と一蹴してしまう人もいる。
これが、「サインなど出さなくとも、静かに安全に走るから大丈夫だよ」という気持ちからの一蹴ならいいのだが、多くの場合は「そんなの(配慮など)関係ない!」と心配りが出来ない状態での一蹴なのでよろしくないのだ。
確かに、だから何?と言いたくなる気持ちもわかる。
赤ちゃんカーサインを出しながら、急な車線変更、急発進や急ブレーキ、法定速度を大きく超えてかっ飛んでいくクルマ、果ては信号無視など、見るに堪えない運転をするドライバーも多いからだ。
周囲に安全運転配慮を求めるカーサインを出しているなら、表示している自らがまずルールを順守し、周囲に危険と迷惑が及ばない運転をしなければならない。
赤ちゃんカーサインは、個人の好みで表示したりしなかったりするから、いろいろな思いがすれ違うのだと思う。
大前提として、乳幼児は守られるべきであり、その子供を育てる両親に対しても、世の中が配慮してあげるべきではないか。
筆者としては、ここまで一般に広まったのだから、チャイルドシートの装着義務期間ぐらい運転者が表示する標識(マーク)として定め。
そして、相応のルールや罰則を決めてしまった方が、全体的にすっきりするのではという気持ちもある。
「赤ちゃんが乗っています」という表示に、「じゃあ青ちゃんは?黄色ちゃんは?」くらいの冗談を交えられるような世の中であってほしいのだが。カーサインの流行が、世の中の世知辛さを反映するものになってしまっているのが悲しい。
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