■新世代スバルデザインを体現したフロントマスク
前置きが長くなってしまったが、新型フォレスターはまったく新しいデザインを備えており、これが新世代スバルのデザインフィロソフィーなのかと驚かされた人も多かったのではないだろうか。
というのも新型フォレスターはフロントグリルこそヘキサゴングリルを踏襲しているものの、これまでの「コの字」型ヘッドライトを採用していないからだ。上部にデイタイムライト、下部にヘッドライト、バンパー左右にはフォグランプを配置し、ライト部分をひとつのフェイシアに一体化しているが、明らかに従来までのスバル車とはテイストが違う。
人によってはかつての5代目フォードエクスプローラー(2010~2019年)に近い印象を受けた人もいるのでは? かくいう私自身もそうだったりする(笑)。
とはいえ、新型フォレスターは全体のボディフォルムやリアビューについては日本国内でもまだ販売されている5代目フォレスターと大きな差異はないように思える。
新型フォレスター北米仕様のボディサイズは全長4656×全幅1829×全高1730mm、ホイールベース2670mm。先代フォレスターが全長4640×全幅1815×全高1715mm、ホイールベースは2670mmだから、先代より全長が16mm、全幅が14mm、全高が15mmと若干ながら拡大している。
今後、スバルはグローバルでBEV化に舵を切り、車種ではSUVにますますシフトしていくことになるのだが、ストロングハイブリッドを搭載する可能性が高い新型フォレスターがどうやらその尖兵的な役割を果たすことになりそうだ。北米での新型フォレスター発売は2024年春だが、日本では翌2025年春という線が濃厚。
今からその登場を楽しみにして待ちたい!
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コメント
コメントの使い方ここ2世代位スバルはヘンテコなデザインが多かっただけに、新型フォレスターへの期待は凄く大きいです。