月販計画台数の実に4倍以上!! やっぱ激売れ中のWR-Vなんじゃよ! ……2024年4月22日、発売1カ月後のWR-V受注数がホンダから発表されたけど、なんと約1万3000台!! Zグレードが断トツ一番人気というワケと、「WR-V大好き筆者」が初試乗しての「〇と×」をご紹介!
文・写真:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
■インドからやってくる「四角いヤツ」。それがWR-V!!
ホンダのタイ、インド、日本のチームが合同で企画・開発し、インドで製造されているのがWR-V。全長4325×全幅1790×全高1650mmで、ヴェゼル(e:HEV プレイ)より全長が5 mm短く、全高が60mm高いというサイズ。
ヴェゼルとほぼ同じサイズだが、ホイールベースはヴェゼルより40mm長い2650mm。タイヤが四隅に備わり、格好よく見えるワケはここにもあるんですよ!
パワートレーンは1.5L、直4ガソリンのみ。そして、FFのみ。ということもあり、価格設定は「激安」。全部で3グレードあり、X=209万8800円、Z=234万9600円、Z+=248万9300円という価格帯。おぉ~、安い!
この激安ぶりの価格帯がWR-Vの大きな魅力で、約278万円からラインナップされる、e:HEVがメインで売れているヴェゼルとの差別化はここにある。
■「車両前方の距離感がつかみやすい」とお客さんにも大好評
そんなWR-Vの月間販売計画台数は3000台。「売れそうだな、このクルマ……」と思っていたら、発売1カ月後の累計販売台数が約1万3000台と、4倍以上も売れているじゃないスか! まさに爆売れ!!
お客様からの評価はどうですか? とホンダ広報部へ聞いたところ、「車両前方の距離感がつかみやすい運転視界と、クラストップレベルのラゲッジ空間の評判がいいです。また、力強さを表現したデザインも好評価ですね」との回答。四角いカタチのボンネットは見切りがよく、確かに運転しやすい。いいですね~!
そして、販売のグレード構成比は、Xグレード=15%、Z=55%、Z+グレード=30%と、中級のZグレードが断トツ人気! 標準装備が充実するZグレードがやっぱ大人気。そのワケを次項で紹介しようじゃないか。
■Zグレード(234万9600円)が断トツ人気! オプション、要らんもんね
上写真がZグレード(234万9600円)。ルーフレールガーニッシュ、フロント&サイドのアンダーガーニッシュ、LEDフォグライトが標準装備。タイヤは17インチで、アルミホイールは切削タイプ。「足元」が格好よくなると、クルマそのものが格好よくなるんです!
室内を見ると、パドルシフトが装着され(これはXグレードも標準!)、本革巻ステアリングホイールに本革巻セレクトレバー。さらにはフロントドアアームレストがソフトパッド。
さらには、マルチインフォメーション・ディスプレーと7インチ・デジタルグラフィックメーターが備わる(これらはXグレードにも標準装備)。
……という感じで、取り上げたこれらがすべて標準装備で、お値段は234万9600円!! オプションなんか付けなくても充分。必要にして充分を体感できるのが、WR-VのZグレード。
超絶コスパよし! という理由はここにあり、「やっぱ、Zグレードが一番人気になるはず!」と確信していたのは、この部分なんです!
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