なんと[事故率]は晴天時の5倍だと!? [雨天時]のクルマの走り方は大丈夫?

■ハイドロプレーニング現象とは?

晴天時の5倍の事故率!? 雨天時の走り方、大丈夫?
タイヤの溝は排水機能を持つ。溝の深さが4mm以下になると排水機能がしっかり機能せず、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなる

 雨天時の高速道路で起こりうる現象としてよく取り上げられる「ハイドロプレーニング現象(アクアプレーニング現象とも呼ばれる)」。

 通常、路面の水はタイヤの溝を通して排水されるが、速度が上がることで排水が追いつかなくなる。こうなると水の上を滑走するような状態になり、ハンドルがまったく利かなくなって危険!

 ハイドロプレーニング現象は、タイヤの溝が過度に摩耗していたり、空気圧不足などもその原因となる。

 その対策は「スピードを抑えて走行する」「タイヤの定期点検を行う」だ。

 一般的なタイヤの溝は新品時で8mmだが、4mm以下になるとハイドロプレーニング現象が起こりやすくなるといわれている。

 また、路面にできたわだちには水が溜まりやすい。ハイドロプレーニング現象は水が溜まっている場所で起こるので、水が溜まっていると思われる車線を走らないことも重要だ。

 それでもハイドロプレーニング現象が起きてしまったら……ハンドルは切らない&ブレーキを踏まず、グリップ力が回復するのを待つのみ! かなり怖いけど……。

 今回は雨天時の走り方について話した。そもそも事故は、自分さえ運転に気をつけていれば避けられるものでもない。被視認性を高めるためのライトオンなども忘れずに行いたいものですね。

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