北米モデルの生産がすでにスタートしており、キャリアカーに載せられている姿をみた読者もいると思うが、国内仕様のパワーユニット構成がついに判明した! その最新情報をお届けしたい。
文/ベストカー編集部 写真/SUBARU
■クロストレックに続いて登場! パワーユニットは2.5Lエンジン+THS!
スバルのラインナップの中で、高い人気を誇るフォレスター。スバルとしても失敗を許されない大黒柱だが、その新型のパワーユニット構成がついに判明した。
THSを採用したストロングハイブリッドと組み合わせるのは、2.5L水平対向4気筒エンジンとなることが判明した。
2023年からクロストレック(北米仕様)には2.5Lエンジンが搭載されているが、こちらをTHSと組み合わせるためにブラッシュアップした物と考えられる。
クロストレック 北米仕様(現行型)の2.5Lエンジンは単体で、185ps/24.6kgmを発揮する。
国内仕様で搭載している2.0Lの水平対向エンジンが145ps/19.2kgmなので、パワー的にはゆとりを持たせることが可能だ。
THSのモーター出力については、トヨタRAV4(国内仕様)が搭載している2.5Lハイブリッドが組み合わせている、フロント120ps/20.6kgm程度のものが採用されると考えられる。
現行型e-BOXERでは、高負荷時にパワー不足を感じるという声が多いだけに、その不満を解消しつつ、燃費も優れるという注目もパワーユニットとなりそうだ。
■価格は大幅上昇!? 気になる価格&グレード構成!
今年の8月に発表される予定のクロストレック アプライドBでは、現在のグレード構成の最上位となる「Limited」の上に、さらに2つのグレードが追加される予定だ。
フォレスターもこれにならったグレード構成となるだろう。
現行型フォレスターで「Advance」グレードが搭載しているe-BOXER(マイルドハイブリッド)は継続販売される見込みで、その上にストロングハイブリッドを搭載したグレードと、ストロングハイブリッドとアイサイトXを搭載した最上級グレードを追加する形になる。
価格的には、現行型のAdvanceと比べて70万円くらい高くなるのではと予想されるが、ライバル車と比較すれば、それでもお買い得だと思える価格に落ち着くと思われる。
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