交通事故による歩行者の死者数は、日没が始まる時間帯から急激に増加する
昨今はトンネルのなかでも強い照明で明るく照らされ、都内などの街中では街灯やビルの照明などで夜間でも明るいことから、「つけなくてもいいか」と思うかもしれませんが、前述したように、ヘッドライトは、周囲に自車の存在を知らせるために点灯させるものです。特にドアミラーやバックミラーでは、無灯火のクルマは見えにくく、前方を走るクルマが自車を発見することが遅れてしまいがち。実際に、JAFによると、日没が始まる17時以降から、交通事故による歩行者の死者数は急激に増え始めるそうです。
相手から見えないことで、相手が、自分が予想していない行動に出ることは考えられます。ヘッドライトは相手のため、ということを忘れず、トンネルに入る際や薄暮時が近づいてきたら、マニュアル操作のヘッドライトの場合はしっかりと点灯させ、オートヘッドライトの場合もAUTOの位置にあることを確認するようにしましょう。
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