■V型12気筒は同一だが欧州に合わせた最適化を実施
ボンネットを開くと日本仕様と同じV12-5.0L(1GZ-FE)が搭載されているが、左ハンドル化に合わせてブレーキマスターとバッテリーの位置は左右反転。280ps/481Nmのスペックは不変だが、欧州の法規に合わせた最適化は行なわれているそうだ。トランスミッションは初期モデルのため5速AT仕様だ。
フットワークはエアサスを含めて変更はないと言うが、アウトバーンや郊外路(100㎞/hの対面通行)でどのようなフィーリングだったのか? 機会があったらステアリングを握ってみたいものだ。
この左ハンドル仕様のセンチュリー、同車に特別なこだわりを持っていた豊田章一郎名誉会長の「世界のショーファーにしたい」という強い想いから開発が進められたそうだ。それからほぼ四半世紀の時を経て、現行モデルに追加されたSUVタイプの“シン”センチュリーがグローバルモデルとして登場。先陣の想いはシッカリと繋がっている……とシミジミ。
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