運転免許保有者数はざっくり8100万人。日本人の約64%が運転免許証を持っているわけだが、免許を持つみんなにやってくるのが「75歳の大きな壁」。75歳以上の免許更新時には、「認知機能検査」というものが課せられており、これが難易度高い! まさに「75歳の大きな壁」だ。突破(合格)するカギは「脳活」といわれるが、専門医の意見が気になるッ!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobe Stock、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】[75歳の大きな壁]を超えるための[脳活ドリル]。一例をご紹介!!(9枚)画像ギャラリー■16枚のイラストを約4分間で記憶し、解答する。む、難しいです!!
高齢になると、脳の老化と身体機能が低下することが顕著となり、ハンドル操作ミスなど高齢ドライバーが起こす交通事故は、残念ながら減らない。
その背景のもと、警察庁は「75歳以上の高齢ドライバー」に対して、運転免許更新時の「認知機能検査」を2009年から実施している。
「認知機能検査」導入の狙いは何か? わかりやすく言うと、「認知症の疑い」がある高齢ドライバー、あるいは認知症の高齢ドライバーがハンドルを握ることを避けてもらう措置(検査)。それだけに検査内容は、高齢者にとっては難しい。
上にある万年筆や飛行機などのイラストが掲載されている画像。「何だろう、これ?」と思うでしょうが、実は「認知機能検査」とほぼ同じものがコレ。
4枚のイラストを約1分で記憶するのが1セット。続けて同じものを3セット行い、合計16枚のイラストを約4分間で記憶し、「その16枚には何が描かれていたか?」を解答するという検査内容。
独自配点システムで、「36点以上」をとらないと免許更新されない。満点をとらなくてもいい……とはいえ、高齢者にとってハードルは高い出題内容だ。
【画像ギャラリー】[75歳の大きな壁]を超えるための[脳活ドリル]。一例をご紹介!!(9枚)画像ギャラリー■「脳にストレスをかけることで脳活になります」(脳神経内科専門医・塚本先生)
では、「認知機能検査」を突破する(合格する)ためには、どうすればいいのか!?
「日頃から脳にストレスをかけてあげることですね。今までと同じことばかりをしていると脳は衰えてしまいます。高齢者にとっては脳を鍛えることが重要で、そのためには適度なストレスをかけてあげること。その意味でも、脳活は重要になります」
こう話すのは、脳神経内科専門医の塚本 浩先生。現在、東京医大で脳神経疾患の専門診療に携わりながら、認知症の早期発見や予防研究も行う、日本神経学会脳神経内科の専門医だ。
脳活するための身近な存在が「脳活ドリル」。自然と脳が鍛えられる「脳活ドリル」が187問も掲載されているのが(すべて塚本先生考案)、現在発売中の『運転免許認知機能検査 完全攻略本』だ。
脳神経内科専門医の塚本 浩先生と、自動車専門メディア「ベストカー」がタッグを組んだ一冊で、「Amazon売れ筋ランキング」ですでに1位を獲得しており(高齢化社会カテゴリーと老化カテゴリー)、シルバーウィーク期間中、売れている本です!!
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