新型アルファード/ヴェルファイアがついに発表。注目は両車の顔の表情。アルファードは上品に、ヴェルファイアはアグレッシブでスポーティな顔になった。どんな違いがあるのか、発表会場で徹底チェック! モデリスタやGR、レクサスLMとも比較してみた。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ
■先代は4つの顔から2つの顔に
ついに新型アルファード/ヴェルファイアが発表された。すでに見た方もいらっしゃると思うが、ここで改めて発表会場に置かれた実車の写真で、両車の顔の違いを紹介していきたい。
今回のフルモデルチェンジにあたり、アルファード、ヴェルファイアそれぞれ先代では標準系、エアロ系の2つのスタイルが用意されていたが、今回は1つのスタイルとなったのが大きなポイント。アルファードが標準系、ヴェルファイがエアロ系というイメージか。
アルファードのフロントグリルはラメの入ったガンメタとメッキ加飾のパネルが40個以上組み合わせたもので、中央には今回からトヨタマークが入る。
ランプ類の構成は3眼LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム)/LEDクリアランスランプ(デイタイムランニング機能付き)/LEDコーナリングランプ+LEDシーケンシャルターンランプ。
■ヴェルファイアはグレードによってメッキ、塗装が2種類
いっぽう、ヴェルファイアはエグゼクティブラウンジとZプレミアではフロントマスクやボディサイド、リア回りのメッキ部分が異なっている。
ここではフロントマスクの違いを見ていきたい。エグゼクティブラウンジは、フロントグリルがガンメタ、グリルモールがスモークメッキ、ヘッドランプカバーがガンメタ、フォグランプカバーモールがメッキ、フロントバンパーガーニッシュがツヤありガンメタ塗装、フロントバンパーモールがメッキとなる。
Zプレミアはフロントグリルがツヤあり黒塗装、グリルモールが漆黒メッキ、ヘッドランプカバーがツヤあり黒塗装、フォグランプカバーモールが漆黒メッキ、フロントバンパーガーニッシュがツヤあり黒塗装塗装、フロントバンパーモールがスモークメッキとなる。
ざっくりいえば、エグゼクティブラウンジがガンメタとメッキ、ターボガソリン車とハイブリッド車のZプレミアはやんちゃでスポーティな漆黒メッキとツヤあり塗装となる。
アルファード/ヴェルファイアのチーフデザイナーに新型モデルのポイントを聞いてみた。
「アルファードはメッキ加飾の部分を抑えてショーファードリブンカーとして王道のスタイリングにしました。ヴェルファイアは漆黒メッキやツヤあり黒塗装にし、アグレッシブでスポーティなイメージにしています」。
先代モデルが2018年のマイナーチェンジでかなり強烈な顔、いわゆるオラオラ顔になったので、今回はどうするのか期待していた。オラオラ顔は抑えたのですが聞いてみると、「そうですね、メッキの部分を抑えて、いわゆる強面にならないようにしました」。
たしかに先代モデルに比べると、ギラギラしたメッキは抑えられているし、どことなく上品さを感じる。
会場に展示してあったのは、アルファードがエグゼクティブラウンジ(プレシャスレオブロンズ2台)ヴェルファイアがZプレミア(ブラック2台)。
ご覧のみなさんはどちらがお好みだろうか? ちなみに現場で取材したBCweb編集部員は5人ともヴェルファイアZプレミアのほうがカッコいいと全員一致。
ちなみに筆者はヴェルファイアのフロントグリルがノアに似ているかなと思っていたが、実車を見るとその印象は違ったものとなった。
コメント
コメントの使い方このライターは、上品って言葉を辞書で調べた方がいい。
上下を間違って理解してるわ。
常にオラオラ。
車もでかけりゃ、運転者の態度もデカいんだよ。
ヘッドライトは市光の製品だよね?
欠片も品の良さ(上品)なんて感じられんのだが。