■3.5L車のような上質感を実感せよ
実は試乗前、開発責任者の齋藤葉治氏から「3.5Lエンジン搭載車のような走りと旨味を体感してほしい」と言われていた。
Dレンジのエコ寄りのトルク性能からSレンジのシャープでトルク感の増す走りのどちらを選んでも満足度があるハイブリッドシステムの旨味というか独特の持ち味、いただきました(苦笑)。
EV走行時にはより静かさが際立つ静粛性を得た室内。またこの余裕ある走りを受け止めて尖らず、緩めすぎずまとめられた足回りの専用チューンに加え、フリクションダンパーを採用したことで細かな振動すらも抑えられ、スッキリとしたステアフィール。
安全面での「Honda SENSING」の標準装備化と機能の充実。そのすべてを得たSPADAの質感が3.5Lを搭載するモデルのような上質なものであると理解すれば納得できる。
新型ステップワゴンSPADAは出足の1ステップから新しさが伝わるモデル。そしてその1ステップの歩幅(キャパシティの大きさや頼もしさという意味で)は想像以上に広い。
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