本企画では米国トヨタが製造する(日本には正規では未導入の)タンドラに編集部員が国内で試乗。
圧巻の迫力と意外な乗り味にビックリ仰天。これはぜひ皆さまにご紹介せねば! ということでお届けします!!
アルファード/ヴェルファイアを筆頭に、とかく「迫力顔」が好きな皆さん、バックミラーに写ったら驚く度ランキングはタンドラが公道最強です。
文:ベストカー編集部 写真:西尾タクト
ベストカー2017年12月10日号「ユニーク試乗満喫記」より
■毎月10台ほど売れている秘密は……
まずこの「タンドラ」、逆輸入ピックアップ車のなかでは日本人に一番人気らしく、今回の試乗協力店「アップル岩槻店」(埼玉県さいたま市)では、ひと月に10台ほど売れるという。
でも全長6m超え、全幅2m超えですよ。「日本の道路事情お構いなし、欲しいものは欲しいんだオラオラ!」という感じで買うんですかね。
ところが、です。国道で走らせて数分もすると、オーナーがタンドラを欲する気持ちがわかりました。
搭載されるエンジンはV8、5.7L、381馬力/55.4kgmから湧き起こる極太いトルクと加速は未体験の力強さ。
巡航速度では1500回転ほどを維持して走るので、エンジン音も意外と静か。太いオフロードタイヤを履いているわりには、乗り心地もふんわりして驚きました。
そしてこの高いアイポイント、自分が「大物になったような&気が大きくなったような感覚」に浸れるんですよ(あくまで「感覚」)。
■これだけ迫力満点でもやっぱりトヨタ車!?
そして、話題のハイラックスが「迫力? まあそこそこですな〜」と感じるほどのタンドラのたたずまい。この試乗車はオプション装着車だけど、グリルのデカさはまさに鼻の大きなアメリカ~ンですよ。
トランスミッションは6速ATで、日本人が自然と扱える感覚は米国生まれでも「トヨタだね」と感じる部分。
そして日本の狭い道を走り、駐車する時にわかったのは基本スクエアボディなので全幅2m超でもそれなりに扱いやすいということ。う~ん、フルサイズピックアップが似合う男になりたいゾ。
お値段は約626万円。現行型(2代目)タンドラは登場時の2008年に全米で「トラック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれており(2014年にビッグマイチェンを実施)、圧倒的な存在感で人気を集めています。
これ、マジで案外お買い得だし、ブーム来るんじゃないですか!?
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