■オンロードとオフロード どちらもイケる“2刀流”
気になる走りだが、ビックリなのはオンロードでの乗り心地と静かさ。かつてのゴリゴリ感は影を潜め、ランクル並みの質感に近づいた。唯一甘めなのは高速でのステアリングフィールぐらいでジムニーはそこまで進化してない。
電脳化も凄くてかつての素っ気ない最低限装備のラングラーとは雲泥の差。メーター内に7インチモニターを付けたうえ、オプションでセンターに8.4インチモニターも装着可。
コイツがアップルカープレイ、アンドロイドオート対応なだけでなく、日本でどれだけ使えるか不明だがFCAグループの最新インターフェイスUコネクトシステム搭載。オーディオ、ボイスコマンド、クルーズコントロールをステアリングで操作できる。
とはいえナンパ化しただけじゃないのもラングラーの凄さで、実は硬派4WDの証明たる前後リジットサスペンションやボール循環式ステアリング、なかでもルビコンに限っては副変速機付きパートタイム4WDを搭載しているので悪路走破性はハンパない。ここはジムニーに近い。
ウワサに聞いてたルビコントレイルはマジで運転ミスするとクルマが岩に載って亀の子状態になるどころか、崖から落ちて死人も出る四駆版トラの穴。そこをルビコンはスイスイ登っていくのだ。ここはジムニーに似てるのかも?
コメント
コメントの使い方