■燃費テストチャレンジでは実燃費29.3km/Lを記録
試乗後に開催された、「ルノー アルカナ E-TECH FULL HYBRID プチ燃費チャレンジ」では、神奈川県川崎市からスタートし、あらかじめ定められた折り返し地点(千葉県君津市かずさ)で証拠写真を撮ることだけ義務とされて、ルート選びも走り方も自由というルールで、27チームが参加し実燃費を競った。
我々ベストカーWebチームは、私ジャーナリストの岡本(体重63kg)がドライブし、体重約90kgのBCWeb編集部員が同乗して、外気温があまりに高かったので、やむをえずエアコンを弱い風量で入れるという条件で走行した。目標は30km/L超えだ。
夕方の時間帯だったので、交通量はけっこう多め。対岸の川崎浮島を走り出して、後続車に迷惑をかけないよう配慮しつつエコランし、アクアラインを通って房総半島に到着した頃には、地形が影響したのか、なんと23km/L台にとどまった。
ところが、心配された渋滞もそれほどでもなく、帰路で大幅に挽回できて、もう少しで30km/Lというところで、なんと帰着直前にエンジンがかかって発電しはじめたため若干落ちて、29.3km/Lにとどまった。全体の中では12位という結果だ。
ちなみにトップは31.6km/Lで、30.0km/Lを超えたチームは6組あった。比較的普通に走ったチームもWLTCモード燃費値である22.8㎞/Lを大きく上回る26~29km/L台を達成していたというからたいしたものだ。E-TECH FULL HYBRID、おそるべしである。
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コメント
コメントの使い方燃費25km/l台は実際すごいです。三代目プリウスの実燃費並ですから、国産ストロングHVに迫ってきたと言えます
とはいえ、過去にそのクラスの燃費を達成した国産HVはこの十年間、加速感の気持ち良さや自然な協調制御、記事のような徹底したエコ走行なしでも燃費が伸びる等の付加価値を伸ばしてきました
まだまだ国産HVに一日の長がありますが、こうして輸入車勢が脅かし、高いレベルの競争で更に伸びて欲しいですね
んじゃプリウスでいいわ。