■アウトランダーPHEV価格
・Gプレミアムパッケージ:429万7000円
・Gナビパッケージ:397万8000円
・Gセーフティパッケージ:366万4000円
・G:356万9000円
・E:332万4000円
(平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金が対象)
■PHV&EVの味方「チャデモチャージ」とは
三菱自動車、トヨタ、ホンダ、関電工、中部電力、鈴与、兼松、日本政策投資銀行、アルバックの大手9社が組織して作られたのが「充電網整備推進機構」だ。
全国の急速充電器のネットワーク化を図り登録手数料1575円と月額基本料金1050円を払えば、充電は何度でも無料となる。なお支払いはクレジットカード払いになる。
上記のホームページから申し込めば、カードが手元に届く。安心してPHEBやEVに乗ることができる。
■テストでわかったアウトランダーPHEVの性能
Q. EV走行距離はどのくらい?
A. 約40kmが目安。今回三菱自動車本社で満充電状態で走り出し、東名の海老名SAまで4kmという地点で、表示がなくなった。数字は44kmで高速道路ならこのくらいが目安だ。一般道なら50kmも狙える
Q. 実際にかかった費用はどのくらい?
A. 高速代が全部で1万4050円(ETC割引含)、ガソリン代が7066円、締めて2万1116円。東京~小倉間の新幹線料金は指定席特急料金込みで2万1690円とほぼ同額
Q. 一番燃費がいい走り方は?
A. エネルギーモニターの出し入れがない状態が最もいい。この状態では回生レベルセレクターでB0にすれば電車のような滑走になり、消費エネルギーはゼロとなる。この状態がベスト
Q. 渋滞走行時の燃費は?
A. 渋滞時はEVで走ったほうが絶対にお得。6km/kWh以上走るはずなので、1kWh当たり30円として30km渋滞時も150円で走る計算。渋滞が予測される場合は電気を貯めておくべし
Q. チャージモードの燃費は?
A. 100km/h巡航中で、駆動用バッテリーへ充電するため、燃費は9.2km/Lまで低下した。駆動用バッテリーは約30km走行中に7セグまで回復(フルは16セグ)した。上手に使いたい
Q. 上りか下りかの判断は?
A. 高速道路を走っていると上りか下りかがわからなくなるが、左のパワーモニターが、アクセルオフ状態でもチャージ側に振れていないと、負荷がかかっている上りだという証拠になる
Q. 静粛性はどんなもの?
A. 80km/h巡航で60dB、100km/hで61dBくらいと超静か。ほとんどタイヤの転がり音だけで駆動系の音は感じない。クラシックやジャズのクリアな音源を聴きながら走りたいクルマだ
■三菱 アウトランダーG プレミアムパッケージ 主要諸元
・全長×全幅×全高:4655×1800×1680mm
・ホイールベース:2670mm
・車重:1820kg
・エンジン:直4DOHC MIVEC
・総排気量:1998cc
・最高出力:118ps/4500rpm
・最大トルク:19.0kgm/4500rpm
・モーター最高出力(フロント/リア):82ps/82ps
・最大トルク(フロント/リア):14.0kgm/19,9kgm
・JC08モード燃費67.0km/L
・EV走行距離:60.2km
(内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
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