金メダリスト清水宏保がオートウェイの気になるタイヤを試乗する連載の第2回はナンカンの新製品を試した。ドライはもちろん突然の豪雨にも安心のウェット性能や静粛性を持つという。CX‒60に装着してテストドライブに出かけた!
文:清水宏保/写真、動画:森山良雄/提供:オートウェイ
【画像ギャラリー】【清水宏保がインプレ!】雨にも負けない!ウェット性能と静粛性が魅力のナンカンAS-3をCX-60で試す!(12枚)画像ギャラリー雨の不安を減らしてくれるAS-3!不安な天候が続いても味方になってくれそう
清水宏保です。今回はナンカンの注目タイヤ、AS-3のレポートです。
ボクの住む北海道札幌はよく涼しくて梅雨がないと言われますが、最近はそんなこともなく連日30度を超える日もあれば、梅雨のような長雨があったりします。昨年もゲリラ豪雨のようなもの凄い雨が降り、温暖化の波がやってきていると感じます。
そんな雨の日で怖いのはハイドロプレーニングですね。タイヤと路面の間に水の膜ができ、ステアリング操作もブレーキングもできなくなってしまう現象です。
多くのタイヤには縦溝が刻んでありますが、ストレートグルーブと呼ばれるこの溝が排水性のよしあしを決めます。
ナンカンAS-3は写真でわかる通り、太い3本と細い1本のストレートグルーブが入っています。
見るからにこれなら排水性がよさそうと納得です。ボクはラリーをやっていた時、水たまりに突っ込んでしまい、完全にコントロールを失ってしまったことがあります。このハイドロプレーニングの体験は強烈で、トラウマになるくらいでした。
それ以来、タイヤを選ぶ時はグルーブの深さや幅をしっかり見るようになりました。
AS‒3はジャンルとしては、スポーツコンフォートにあたるタイヤで、コンパウンドにはナノマテリアルという極小素材が使われ、タイヤの剛性アップが図られているとのこと。そのあたりもチェックしたいところです。















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