スカニア最新の大型トラック『SUPER』をお試しあれ!! タカネットサービスとの協業でレンタルサービス展開へ!

スカニア最新の大型トラック『SUPER』をお試しあれ!! タカネットサービスとの協業でレンタルサービス展開へ!

 スウェーデンの商用車メーカー、スカニア社の日本子会社・スカニアジャパンと独立系トラック販売会社・タカネットサービス(TNS、本社横浜市)は7月24日、TNSが展開している営業ナンバー対応のトラックリース事業を通じて、大手フリートユーザー向けのスカニア大型トラックのレンタルサービスを実施すると発表した。

文・写真/トラックマガジン「フルロード」編集部

「スカニアSUPER」を営業ナンバーで試用できる!

スカニアSUPERの総輪エアサス低床カーゴモデル・B6×2Rのウイングボディ完成車
スカニアSUPERの総輪エアサス低床カーゴモデル・B6×2Rのウイングボディ完成車

 スカニアジャパンは今春明らかにした販売計画において、昨年より導入を始めている大型トラックの最新モデル「スカニアSUPER」を中心に、2028年までに稼働台数6000台という目標を策定。これを推進する戦略的な施策のひとつが、大手フリートユーザー向けレンタルサービスの展開だ。

 今回そのサービスの実施について、同社とTNSが合意した。

 TNSでは、以前から営業ナンバー対応型トラックリース事業「サブスクdeスグのり」を展開しており、有償運送を行なう一般貨物運送事業者が、通常のリースよりも短期間で営業トラックを賃借できるビジネスモデルを構築してきた。

 スカニアのレンタルサービスは、この「サブスクdeスグのり」に準拠した内容で、対象を大手フリートユーザーとし、通常の営業運行へスカニアSUPERを試験導入しやすいサービスとなっている。

 国内のトラック運送事業者は、大手でも輸入トラックを導入したことがない企業が多いとされる。スカニアジャパンでは、燃費性能(CO2削減性能)やドライバーの運転環境などスカニアSUPERがもつ優位性を、実際の運行環境から評価してもらうことで、受注拡大につなげたい考えだ。

 また、TNSでは併せて、スカニアジャパンとの間でサービスディーラー契約も締結、TNSが保有するレンタル用スカニア車に対する保守整備サービスも実施する。正規サービスディーラーにおいては、保守整備サービスで純正部品のみ使用することから、レンタルサービスで提供したスカニア車には確実なメンテナンス履歴が伴うため、これを付加価値の高い中古車として再販していくことも予定している。

 なお、スカニアジャパンでは並行して「認定中古車プログラム」の策定を進めているところで、同社の品質基準により認定する、高品質な中古スカニア車の普及も図っていく方針である。

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