10月28日から一般公開が始まる「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」。トラック関係では、国産商用車メーカー4社以外にも、見逃せない展示がある。それが、トラックの架装物(荷台、車体、特装など)とトレーラ(被けん引車)を紹介する「働くくるま合同展示」だ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/フルロード編集部、「働くくるま合同展示」出展各社
トラックの「架装物」が主役のコーナー
実は、トラックのシャシーそのものには、「積む機能」「載せる機能」「作業する機能」はなく、それらの機能を担った「架装物」「トレーラ」を、トラックと一体化あるいは牽引することで、トラックははじめて「使える商用車」となる。
「働くくるま合同展示」は、その架装物と、それらを開発・生産するメーカーが主役というコーナーで、業界団体・日本自動車車体工業会(車工会)の会員企業のうち10社が参加する。展示会場は、東京ビッグサイト・東1ホールからアクセスできる屋外展示場。
10社が展示するのは、ダンプトラック、飼料運搬車、1台積み車両運搬車、3台積み車両運搬車、スワップボディコンテナ車、温度管理車(2台)、ウイングトレーラ、長尺物運搬ポールトレーラ、重量物運搬セミトレーラ(部分展示)、移動トイレ用小型トレーラ(けん引免許不要)の計10台・1部分品で、それぞれが全く異なった特徴をもったものばかりだ。