1966年に登場した初代カローラ。それまでのトヨタ製大衆車・パブリカよりもエンジンが100cc大きく、当時では珍しいフロアシフトが採用されていた
オーストラリアに向けて船積みされるカローラの輸出第1号。1966年には早くも輸出が開始され、1968年には海外工場での生産もスタートした
2代目カローラ。初代モデルのバリエーションだったカローラスプリンターは、この世代からトヨタスプリンターとして独立。クーペボディも用意された
1974年に発売された3代目カローラ。排ガス規制と衝突安全に対応するため、先代に対してホイールベースが35mm長く、前後トレッドを40mm拡大
直線基調が顕著になった4代目(1979年)。3代目よりさらに大型化されたが、ボディラインの変更によって空気抵抗を低減し、燃料消費を抑えている
2駆動方式を一新して登場した5代目。通常の4ドアに加えてワゴン的スタイルの5ドア「リフトバック」もラインナップ。AE86はこの5代目の派生モデルだ
言わずと知れたAE86カローラレビン。本家カローラはFFモデルとなったが、レビン6トレノはFR方式を維持し、リア駆動ならではの軽快な走りを実現
バブル景気にのって高級化されたカローラの第1弾がこの6代目。外観だけでなく内装も豪華になり、ワンクラス上のクオリティを誇っていた
カローラのイメージを大きく変えた7代目。ボディフォルムは全体的に丸みを帯び、エンジンバリエーションも5タイプと豊富。4WDバージョンも登場している
多くのコンポーネンツが先代から流用されたものの、各部の改良によって50kgの軽量化を実現した8代目は、効率に優れたハイメカツインカムエンジンを搭載
それまでの手堅い印象を受けるボディフォルムを大きく変え、室内サイズの拡大も実現した9代目カローラ。この世代からスポーツタイプのレビンは廃止された
世界共通プラットフォームから国内専用モデルに切り替えられた10代目。先代同様に4ドアセダンはカローラアクシオ、ワゴンがカローラフィールダーと呼ばれた
10代目に比べて全長が50mm短縮された11代目。テーマは「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」だった
「曲がりたいところで曲がり、止まりたいところで止まる」という、クルマにとってもっとも大切な要素を重視して開発された12代目(現行型)カローラ
2002年に、33年間という長きに渡って車名別日本国内販売台数第1位の座を維持していたカローラの牙城を崩したのがホンダ・フィットだ
スマートフォンと連動させて使用できる現行型カローラのディスプレイオーディオ。いつものアプリがそのまま使え、ハンズフリー通話にも対応可能に