あくびが頻繁に出る、安定したスピードで運転できなくなる、蛇行するようになる、目がしょぼしょぼするなどの現象がひとつでも現れたら、ひとまずステアリングを握るのはストップ
コーヒーなどに含まれるカフェインは一時的に疲労感を改善してくれる。運転しながら飲むよりもパーキングなどで休憩して一杯! のほうが疲労回復には効果的
国土交通省による「トラック輸送の過労運転防止対策マニュアル」では、過労防止には6~7時間の睡眠時間の確保、眠気を感じたら20分程度の仮眠を推奨している
仮眠は運転席でとるのではなく、横になるほうが疲労回復には効果的。疲労感が強い場合、パーキングなどにある宿泊・仮眠施設を使用するのがベストだ
横断歩道がないような幹線道路を横断する不届き者も多い。なのに、過去の死亡事故の例を見ても、歩行者に非があると認められつつも運転者が無罪放免となることは非常に少ない
道路はたとえ標識がなくても歩行者が優先。人身事故を起こしてしまったら、運転者の責任がゼロということはかなり稀なケース。だからこそ、歩行者や自転車の飛び出しなどは常に想定して運転すべきなのだ
信号機のない横断歩道は歩行者がいたら停止することは推奨ではなく、義務であることを忘れずに!
黄色信号を見るとアクセルを踏む人は多いが、これは完全にアウト! 赤信号無視と同等に扱われてしまう
停止線を少しオーバーしただけで信号無視と見なされる場合も……。実際に検挙されることは少ないようだが、道交法上はれっきとした信号無視
クルマの通行が可能なスクールゾーンであっても徐行は鉄則。スピードを出すと徐行場所違反となり、違反点数2点、7000円の反則金が科せられる
万一、車道側に転倒したりした時に対応ができるよう、道で歩行補助車を使っていたり、通行に支障のある高齢者を見つけたら徐行を
停止している通学通園バスのそばを走行する時はいかなる時でも徐行を。乗降中の子どもがバスの陰から飛び出してくるなど、不測の事態を想定して運転しなくてはならない
路線バスがウインカーを出して走り出そうとしている時に追い越しをすると、乗合自動車発進妨害として取り締まりの対象に。違反点数1点、反則金は大型車7000円、普通車6000円が科せられる
歩行者への水はねや泥はねも違反。大型車は7000円、普通自動車と二輪車は6000円の反則金が科せられる
坂道の頂上地点は前方からの対向車などの状態がまったく見えなくなる。そのため、徐行しなくてはならないのだ
対向車とのすれ違いが難しい細い山道などでは、どちらが道を譲るべきか、悩むことも多いが、基本は上りが優先だ