警察庁交通局の平成29年「高齢運転者に係る死亡事故の特徴について」によると、アクセルやブレーキの踏み間違いで死亡事故を起こした人のなかで65歳未満の人の占める割合は21%と意外と多い
70歳からつけることが義務化されている高齢者マーク。誰もが避けては通れない道だが、脳は若いうちから鍛えれば高齢者マーク不要ともいえる運転脳を維持できるのだ
警視庁でも「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」を公開している。30問のうち5 問以上にチェックが入った場合は要注意だという。一度チェックしてみよう 出典:警視庁「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」
キレやすくなるのは脳の老化のサインと言われている。脳が衰えると感情のコントロールがきかなくなることが原因だ。イライラしてすぐにクラクションを鳴らしたりするようになったなど、運転に変化が見られたら要注意だ
満75歳以上からは「認知機能検査」「高齢者講習」を受けないと更新手続きに進めない。認知機能検査で「記憶力・判断力が低い」という判定結果が出た場合、専門医を受診しなくてはならない
手がかり再生は意外と難敵。写真のようなイラストが4パターン提示され、それぞれ1分で覚えた後、記憶を頼りに何が描いてあったかを答えなくてはならない 出典:警察庁「認知機能検査について」
歯の機能低下は脳の機能低下に直結する。そのため、歯のメンテナンスはしっかり行おう。噛むことができなくなると、認知症のリスクが高まることがわかっている
周りの風景を見ながら歩くだけでも脳は刺激される
利き手ではない方の手を使うことは脳に強い刺激を与えることができる
ガムも脳の活性化には効果的。右と左と両方の歯で噛むようにしよう
ナッツ類は噛むことで脳を直接的に刺激できるだけではなく、脳の活性化に役立つ栄養もたっぷり含まれている
片足でバランスをとることは非常に有効な脳エクササイズ。バランスをとるだけで脳を一気に活性化させられる!
肩こりは体の動きの妨げとなる。肩から背中につながる肩甲骨を動かせる肘を前後に回す運動を1日各5往復程度でいいので行うと、脳への血流を改善されて脳をスッキリさせられる。肩こり改善にも効果抜群だ
脳に良いと言われる脳トレだが、実は、楽しくもないのに無理にやると効果はあまりあがらない。脳トレを義務的にやるくらいなら、趣味などの好きなことを集中して行うほうがずっと効果だ