日本国内はもとより海外へも多数のクルマを販売し、海外生産拠点も持つトヨタ。新型コロナの流行や半導体不足の影響を受けつつも、セールスは好調を維持する
写真は1947年に行われた生産累計10万台突破の記念式典の様子。戦後間もない時期ではあったが、順調に業績を伸ばして日本の復興にもひと役買っている
効率が高く品質管理にも優れたトヨタ生産方式は、他の自動車メーカーのみならず他業種でも参考にされる。看板を使用するためカンバン方式と呼ばれることも
2020年12月に、一部の法人ユーザーや自治体などに向けて販売を開始した超小型BEVのC+pod。2021年12月にはすべてのユーザーを対象にした販売をスタート
水素と酸素を反応させて発電を行い、その電力をモーターに供給して走行する燃料電池自動車(FCEV)のトヨタ MIRAI(ミライ)。写真はその2代目モデル
MIRAIのパワーユニットを可視化した画像。車体中央の黄色いボトルが水素タンクで、専用の水素ステーションで充填を行う。駆動用バッテリーも搭載されている
ハイブリッドのe-SMARTとガソリンエンジン車をラインナップするダイハツ ロッキー。トヨタと共同開発したDNGA-Bプラットフォームが使用されている
かつては日本中でその姿を見ることができたオート3輪車のダイハツ ミゼット。シンプルかつ低価格で使い勝手がよく、働くクルマの代表格にもなっていた
1998年にダイハツから発売されたストーリア。トヨタにもOEM供給が行われ、こちらはデュエットという名称で販売。後継車がダイハツ ブーンとトヨタ パッソだ
日野の中型トラック・レンジャーは写真の5代目モデルでハイブリッドモデルを登場させた。販売開始は2004年で、走行距離の長いトラックで燃費向上を実現した
トヨタのSUVランドクルーザープラドは日野自動車の工場で製造が行われている。このほかにもトヨタ ダイナの製造も担当するなど、トヨタとの関係は深い
トヨタ&スバルが共同開発したモデルの代表がこの86&BRZ。写真は2021年販売開始の2代目で、エンジン排気量の拡大など、初代モデルから変更が施されている
トヨタ期待のBEVがbZ4X。トヨタ初のBEV専用プラットフォームが採用されるが、このプラットフォームはスバルと共同開発され、低重心&高剛性が特徴
2021年12月、トヨタは2030年までに30車種のBEVを展開することを発表。カーボンニュートラルの実現に向けて他メーカーとの連携も強化されていく
トヨタ bZ4Xの兄弟車となるスバル ソルテラ。プラットフォームやパワーユニットなどは共通するが、86&BRZのようにエクステリアに各社の個性が見られる