「カローラ」の発売から約1年半後の1968年5月に発売されたスプリンター。ダットサン サニー クーペと販売台数を競い合った
1966年に登場し、国民的大衆車となった初代カローラ。日産ダットサン サニー1000とともに日本のモータリゼーションの黎明期を盛り上げた
1970年のフルモデルチェンジにともない「カローラ」の名が外され「トヨタ スプリンター」シリーズとして独立を果たした2代目スプリンター。当初は排気量1200㏄のみの設定だったが、後のマイナーチェンジで1400、1600㏄も追加された
1966年の販売開始から3年5カ月で100万台目のラインオフを達成! カローラシリーズは正真正銘のベストセラーモデルとなった
スプリンターシリーズとして最後のFR車となってしまったAE86型スプリンタートレノ。姉妹車の「カローラ レビン」が固定式ヘッドライトだったのに対してスポーティなリトラクタブルライトを採用。ドアミラーが採用されたのもこのモデルからとなる
1983年のフルモデルチェンジでそれまで「レビン/トレノ」の名称が使われていたDOHCエンジン搭載車は「GT」と呼称することに。写真はセダンにDOHCエンジンを搭載したスプリンター1600GT
2ドアノッチバックと3ドアハッチバック、2種類のボディタイプが用意されたAE85/86型カローラ レビン。カローラレビンには「ライム」、スプリンタートレノには「リセ」という専用のシートや、バニティミラーが運転席にも装備された女性向け仕様車も存在した
設計はバブル期、発売は崩壊後と厳しいタイミングで世に出たAE100 /101型スプリンタートレノ
スペイン語で「天空」を意味するシエロ。リアピラーをガラスでカバーし、開放的なキャビンを実現するなど特徴的なモデルだったが、1991年には一度のモデルチェンジも行われることなく生産終了した
1985年に発売され大人気となったカリーナEDが巻き起こした4ドアハードトップブーム、その受け皿として92年に誕生したマリノ。セダンよりも車高が70㎜低いスポーティスタイルの4ドアだったがブームは過ぎ去り、シエロ同様に1代限りで生産終了となった
1982年に発売した初代カリブは「スプリンター」の名を冠しながらも、ベースはあくまで「ターセル」のパートタイム4WD搭載のステーションワゴンだった。写真は1988年に発売され、6代目スプリンターをベースにフルタイム4WDを採用した2代目カリブ
1988年にシリーズ初の「バン」として追加されたスプリンター バン。先に発売されていたカローラ バンの姉妹車であり、相違点はエンブレムやフロントグリル程度でほぼない。2002年に生産終了し、プロボックスへと移行した
趣味性より実用性重視型になったスプリンター。クーペ、セダン市場の衰退のあおりを受けて結果的に最終モデルとなってしまったE110型スプリンター セダン
カローラは絶好調! 2021年にはカローラシリーズのグローバル累計販売台数5000万台突破を記念した特別仕様車も発売され話題を呼んだ。写真は、特別仕様車HYBRID W×B 50 Million Edition
カローラ派生モデルとして初のSUVであるカローラ クロスも2021年に登場。カローラは、時代やニーズに合わせて裾野を広げ続けている